院長ブログ

奇跡のリンゴ

2020.3.5

『奇跡のリンゴ』で有名な木村秋則さんは、これまで不可能と考えられていたリンゴの有機栽培(無農薬、無肥料栽培)に世界で初めて成功した。
きっかけは、リンゴに散布する農薬によって妻の体調が悪化することだった。「人の体をこんなにダメにする農薬を撒いたリンゴが、果たして健康的と言えるのか」
そこから、リンゴの有機栽培目指す木村さんの挑戦が始まった。
数年間あらゆることを試みたが、しかし、何をやってもうまくいかない。
憔悴しきった木村さんは、真剣に自殺を考えて、地元の山に登った。
首をくくるのに手頃な太さの木を探しているとき、ふと、立派なリンゴを実らせる木が目についた。
奇妙だ。山奥の、誰も世話をしていない木である。農薬は肥料はもちろん、下草さえ刈っていない。それなのに、なぜ虫に食われないのだろう。
そこで木村さん、ハタとひらめいた。
「誰も世話をしていないのに、ではない。誰も世話をしないおかげで、農薬もなしにこんなに育つんだ」
結局、人為の卑小さこそ、すべての元凶だった。
収穫量を上げるために、化学肥料をまく。なるほど数年のうちは、それでうまく行くだろう。しかし結局土は瘦せ衰え、もはや肥料なしでは立ち行かなくなる。肥料の”毒”を吸った果実は、病害虫にも弱い。結果、大量の農薬が必要になる。
そう、まず根本は、土からだ。
土の回復を待つこと数年。ついに、リンゴの有機栽培に成功した。

この話は極めて示唆に富む。何もリンゴ栽培に限ったことではないだろう。
よく実る健康的なリンゴの木を育てることと、生き生きと健康的な体を育むことは、相似図形のような照応がある。
リンゴに散布する農薬や化学肥料は、人間でいうところの、抗菌薬などの様々な薬剤である。どちらも対症療法に過ぎず、根本的な原因に何らアプローチしていない。

勤務医時代の先輩のことを思い出す。娘がひどいアトピーで、同じ病院の皮膚科に通わせていた。ステロイド、プロトピック、ヒルドイドなど、何を塗っても全然よくならない。内服のステロイド、抗ヒスタミン薬も飲むが、効かない。皮膚を一日中搔きむしる。寝ているときさえ、掻いている。学校なんてとても行けない。
「ステロイドなんて塗ってても一生治らないですよ」と、言ってあげるべきだっただろうか。しかし、そんな”本当のこと”を言って、西洋医学の誇りを不用意に傷つけるのもはばかられる。他ならぬ自分の娘から、自分の実践する医療の矛盾を突きつけられることを、彼はどう受け止めるだろう。
結局、僕は無視を決め込んだ。わざわざ言うてあげるほど、優しくないんよね。

何をやってもリンゴが虫に食われる木村さんと、何をやっても娘のアトピーが治らない僕の先輩の姿は、似通っている。
人為の浅はかさに気づき、自然の力を信じることが、まず第一歩である。
西洋医学は、人間の自然治癒力を信じない。体を「救いようのないバカ」と考える。ステロイドで痒みを抑えてやらなくてはいけない。抗菌薬で細菌を殺してやらねばならない。糖尿病薬で血糖を、降圧薬で血圧を、スタチンでコレステロールを、下げてやらなくてはならない。
こういうアプローチでは、健康という果実は永遠に実らないだろう。

そう、木村さんはリンゴの有機栽培に成功した。この成功は書籍化され、映画化され、一応世間にも知られている。しかし、恐らく世間一般の人の認識は「ふーん、すごいね」程度だろう。
木村さんの成し遂げた功績の偉大さを一番認識しているのは、ロックフェラーである。彼らは木村さんの提唱する農業スタイルが普及することを、大げさではなく脅威だと思っている。
農業への介入。それこそが、彼らの世界支配のとっかかりである。農薬のみならず、医薬をはじめとする石油製品が不要であることが露見しては、彼らの計画が頓挫しかねない。木村さんの提唱する自然農法は、手法としても、また、その思想としても、彼らにとって看過するわけにはいかない。

さて、ロックフェラーが危険視する当の木村さんは、実に、飾らない人柄である。別段偉ぶるわけでもない、自然体の人である。
嘘のない人だから、自分の経験したことは素直に、さらりと言う。
高校生のとき、時間が止まり、巨大な龍が現れ、その龍と会話を交わした。
しょっちゅうUFOを目撃し、そればかりか、宇宙人にUFOの中へ連れて行かれ、そこで宇宙人から、UFOの動力源のこと(ボブ・ラザーの証言と一致する)や、もうすぐ世界が終わることなど、様々なことを聞いた。

自然農法に成功し、その普及を目指す人である。その木村さんが、そういう”トンデモ”系の話をすることには、メリットがない。それどころか、下手をすれば、自然農法の評判自体にも傷がつきかねない。「リンゴの有機栽培に成功した人って、頭おかしい人らしいじゃない」と。

木村さんはUFOのなかで、カレンダーの整理をしている人(人というか、神かもしれない)を見た。そのカレンダーは、1年あたり畳一枚ほどの大きさで、木村さんはその整理作業を手伝った。ふと、ある年代以降のカレンダーがないことに気付いた。「これ以降のカレンダーはないんですか?」と尋ねると、「ああ、もう必要ないからね。人類が終わるから」

あけすけに何でも語る木村さんだが、この終末年、カレンダーがいつ終わるのかについては、決して語らない。「2、3年ということはない。ただ、決して遠い先というわけでもない」と言葉を濁すのみである。
柔らかい人柄の木村さんだが、芯の強さは常人離れしている。言わないと決めたことは、どんな脅しをかけられたって絶対言わない。
ところが最近、高野誠鮮さんらと一緒に酒を飲んでいるときに、酔った勢いでポロッと言ってしまったという(ちょっと!木村さん!^^;)。

残り12年。
干支が一周するほどの時間である。
農業肥料による亜酸化窒素が気球温暖化を推し進め、結果、各地で異常気象が続発し、食料をめぐって紛争が勃発する。
自然農法は日本生まれである。岡田茂吉に始まり、福岡正信が継承し、木村秋則が再度復活させた。龍の国日本が、今こそ立ち上がらないといけない。
「もう時間がない」木村さんもそういう危機感があって、あえて意図的にポロッと漏らしたのかな。

『地球カレンダーの残りの枚数 温暖化の本当の原因 』

休校

2020.3.4

フェイスブックで広くシェアされている記事。
後追いのようだけど、僕もシェアしたい。

子供からすれば、2,3日くらいの休みなら、「ラッキー」ってなもんだが、こんなにがっつり長期の”休校”となっては、「ちょっと待ってよ」という感じだろう。
特に、それぞれの学校の最終学年(小学6年生、中学3年生、高校3年生)は、もうすぐ卒業する学校で過ごす最後の日々だった。それがいきなり「明日から学校は休み」となって、そのまま卒業となる。

残り少なくなったお菓子は、いとおしみながら食べるものである。
生徒たちも、終わりが見えてきた学校生活を、どうやって楽しもうかと思いながら過ごしていた。
「普段あまりしゃべったことのない同級生。もうすぐ卒業となれば、一生会うこともないかもしれない。でも魅力的な奴だと思っていて、卒業の前に、機会があればもう少し親しく話しておきたい」
「内心密かに好意を寄せていた異性。卒業後は、お互い違う進路に行くことになる。同じ教室で過ごす最後の日々。愛の告白、なんていう大げさなことはしない。でも、もう少し話してみたい」
そういう思いは、すべて断たれた。
休校である。「学校を休んでもいい」ではない。むしろ、「学校に行くな」である。
下級生はまだいい。4月以降、恐らく学校生活が再び始まるだろう。しかし最終学年は、「もう終わり」である。

こんなふうに学校生活が終わる、というのはどういう感じだろうか。
野球で言えば、急遽、8回で終了。サッカーで言えば、後半30分時点で終了、という感じだろうか。
なるほど、多くの試合は大勢が決しているだろう。しかし最後まで分からないのが試合であり、しかもドラマは、しばしば最後に起こるものである。
2時間ものの推理ドラマを最初の90分だけ見て、残りのどんでん返し30分が映像の不具合で見れないとなればどうなるか?残るのは、不完全燃焼の思いだけだろう。

学校が休校だということは、塾業界が繁盛する、と予想していた。学校で学ぶことができない子供たちは、塾に行って勉強するだろう、と。
しかし塾関係者の話によると、塾でも授業ができないようなんだ。
「子供をコロナウイルスに感染させないための休校なのに、塾がそういう国の意向を無視して、子供たちを集めて授業をやっていては、もしもそこでウイルス感染なんかが蔓延したときには、塾としては責任が取れない」
別に法律的な強制ではないようで、あくまで塾側の自粛、ということのようだ。
むしろ、進学塾に子供を通わせている父兄としては「通常通り授業をして欲しい」という要望も根強い。
高い授業料を払っている。家にいたらゲームばかりして勉強できない子供だから、塾まで休校にされてはかなわない。
そういう親の気持ちもわかるが、塾側としては万が一ウイルス感染が発生したときのリスクが怖く、結局自粛、という傾向が強いようだ。

混乱したのは学校の生徒ばかりではない。先生のほうも同じである。
大学時代の同級生のお母さんが小学校の先生をしているが、今年度で定年が決まっていた。
最終学年の生徒たちが残りの学校生活を噛みしめて過ごすように、この先生もまた、長い教師生活の最後を、いとおしむように過ごしていた。
それが休校という形で、突然の終了である。
「児童の感染リスクを避けるため」という理屈は、頭ではわかっている。
しかし、である。こういう形の終わり方しか、他になかったものか。そういう思いが拭えない。

ウイルスの流行ということで、外出を自粛する向きが多いようだ。
僕がよく行くバーのマスターも「コロナのせいで、最近の客入りはさっぱりです。ちなみに、完全にとばっちりですけど、コロナビールの売り上げも落ちてます」と笑っていた。
当院の患者来院数もいつもより少ない。
「病院に行くことはウイルス感染の最大のリスク」と考えるべきで、そう思うと客足の鈍りは歓迎すべきことである。
さりとて、僕も一応商売なので、ずっとこの傾向が続くのもなぁ。。。

アサイゲルマニウム誕生50周年2

2020.3.4

前回に続き、アサイゲルマニウム誕生50周年記念の特別インタビューから。

深澤肇医師
「アサイゲルマニウムとの出会いは37年ほど前。岩手医大で講師と病棟医長をしていたときのことです。
上顎に悪性黒色腫ができた患者がいました。腫瘍径が3 cmぐらいで、ステージ4。手術するとなると、顔の大部分をとらないといけない。
こういうときには、BCGワクチンで免疫力を高めておいてから抗癌剤を使うBCG免疫療法をして、腫瘍が小さくなってからオペをする。
この患者も腫瘍はだいぶ小さくなった。でも、やはりというべきか、肝臓とかあちこちに転移して、痛みと全身の黄疸が出てしまった。
そういうときに、ある縁で、浅井ゲルマニウム研究所のことを知りました。
当時は癌となれば3か月は入院。仮に退院できても、ほとんどは再発して戻ってくる。でも、BCG免疫療法を受けた症例では、そんなに簡単に再発・転移しない。
でもこの悪性腫瘍の患者のような例もある。この人にゲルマニウムを使ってみたところ、非常に経過がいい。免疫系が活性化して、癌の進行を止めているようだ。
それで思ったんですね。「そもそも、BCGやピシバニール(抗癌剤)を使わなくても、ゲルマニウムで治ってしまうのではないか?」と。それから、だんだんゲルマニウムだけを使うようになりました。

浅井先生の本『ゲルマニウム讃歌』のまえがきに、こういう言葉があります。
「ハーバード大学の教授が『我々人類がこれまで用いていた薬を、いっさい海に投じたとしたならば、我々人類は確かに、今日よりずっと幸福になったであろう』と書いている」
なるほど確かに、その通りだと、この一節が気に入りましたね。
薬は副作用が大変。薬害がひどいわけだよね。高血圧でも糖尿病でも骨粗鬆症でも、飲み続けたらどうにかなっちゃうような薬ばかりでしょ。
その点、副作用がないのがアサイゲルマニウムのいいところだよね。

アサイゲルマニウムがもっと、おおっぴらに使えるようになってほしい。薬にするのは難しいだろうから、サプリメントでもいいから、広く使ってもらえるといい。もっと宣伝してもいいんじゃないかな。
癌に限らず、大手術をする前にゲルマニウムを使うことには意味があるし、そもそも癌にならないための予防的なサプリメントという考え方は、当然あっていいと思うよ。
ゲルマニウムアはなるべく飲み続けるのがいい。休んだり減らしたりしてもいいけど、バタッとやめてしまうのはよくない。
量は多くなくてもいいから、毎日飲み続けると長生きできると思うよ。」

酒井良介医師
「僕はゲルマニウムと出会う前から、漢方薬の効能に注目していました。娘が漢方薬にずいぶん助けられたので。浅井先生にもそのいきさつを話したことがあります。
漢方に使う薬草には、ゲルマニウムが入っていますからね。僕は昔は神経質だったけど、ゲルマニウムを飲み始めてから、そういう気分がなくなった。
浅井先生の本に、『私のゲルマニウムは薬ではない』と書いてある。薬には必ず副作用があるけど、ゲルマニウムは相当飲んでも害がないし、いくら飲んでも中毒にならない。
ゲルマニウムはサプリだけど、何にでもいい。病気になって病院に行くとお金がかかるから、結局ゲルマニウムを飲んで健康維持に努めることが、一番安上がりだと思う。
僕は医者にも歯医者にもかかったことはない。ここまで病気しないでこられたのは、ゲルマニウムのおかげ。
これを証明するために、僕が見本になって、130歳くらいまで生きようと思っています(笑)実現する見込みは、絶対にある(笑)多くの人に飲んでもらいたいと思う」

そう、漢方薬のよさというのは、結局、有機ゲルマニウムのよさである、とも言える。
柔軟な医者であれば、有機ゲルマニウムのよさに気付く。「自分が処方している毒みたいな薬より、どう考えたって有機ゲルマニウムのほうが優れている」と。
しかし医者において、「認識が行動を変える」という定理は成り立たないのが普通である。
つまり、医者は「わかっちゃいても、毒みたいな薬を出し続ける」のである。
これはもう、根本にある医学部の教育システムが変わらない限り、どうにもならないと思う。
『難病の新薬は1回2億円超 「財政を圧迫」説は本当か』
https://www.asahi.com/articles/ASM9C5FP2M9CULZU01D.html
1回打つのに2億円かかる抗癌剤がアメリカで承認された。アメリカに追随するのがいつものパターンだから、日本でも近々承認されるだろう。
こんな高い薬でも、自己負担はせいぜい百数十万円ぐらいじゃないかな。
このままだと、保険医療が破綻しないわけがない。厚労省の役人は、当然わかっていると思う。わかっていても、抵抗できない。
もはやグローバル企業の圧力の前に成す術もなくて、ノーと言えないんだろうね。

縁あって、この記事を読まれた人に伝えたい。
癌になれば、高額な抗癌剤よりは、まず、有機ゲルマニウムを!
抗癌剤のような副作用がありませんし、値段も多分、2億円よりは安いと思います^^

アサイゲルマニウム誕生50周年1

2020.3.4

株式会社浅井フーズクリエーションの社史は、以下のように始まる。
『1967年浅井一彦、水溶性の有機ゲルマニウム「アサイゲルマニウム」を創製』

1967年に生まれたアサイゲルマニウムは、2017年、50歳を迎えた。
この年、アサイゲルマニウム誕生50周年を記念して、特別インタビューが組まれた。
生前の浅井博士と親交のあった医師や、臨床でアサイゲルマニウムを使用している医師に取材が行われたが、そのうちのひとりに、岡澤美江子医師もいた。

岡澤美江子医師
「45年ほど前、朝日新聞の記者の方が自然気胸にかかりました。肺が破れてしまう病気です。治療法は特にありません。穿刺や吸引などの処置をしたり、オペをしたり、ということもないわけではありませんが、基本は安静です。この記者さん、縁あって浅井先生とお会いして「だまされたと思って俺についてこい」と言われ、ゲルマニウムを服用しました。効果はてきめんで、命拾いをされました。すっかり元気になって仕事をしているという話を、記者さんと同じ新聞社に勤めていた私の兄から聞きました。興味が出て、その記者さんを紹介してもらい、浅井先生のお住まいに伺うことになりました。
忘れもしません。1972年4月14日のことです。この日は、私の第二の誕生日です。第二の人生の始まった日だと思っています。この日の先生との出会いがあったからこそ、その後多くの患者を救うことができ、そして長生きしている自分があると思っています。
先生のお宅でお話を伺っているうちに、「ゲルマニウムを使えば、今私が診ている患者はみんなよくなるに違いない」と思って興奮しました。生まれ変わったような気持になって自宅に帰り、今さっき出会った浅井先生のことを母に話すと、母が一番最初に飛びついてきました。「私もゲルマニウムを飲んでみたい」と。
母は幼い頃にひどい中耳炎にかかり、それ以来片方の耳が聞こえませんでした。しかしゲルマニウムを飲みだして半年ほど経ったときに「聞こえない方の耳で、子供の声がにぎやかに聞こえるようになった」というのです。母の喜びと浅井先生への感謝の思いは途方もないもので、居ても立ってもいられない母は、先生に感謝の手紙や短歌を何度か送りました。その短歌のひとつは、先生の著書『ゲルマニウム讃歌』にも引用されています。

浅井先生はいろいろな人や組織から邪魔をされたりだまされたりと、大変な苦労をされました。あるとき電話でお話をしていて「もうゲルマニウムを扱えなくなるかもしれない」といつになく弱気にこぼされました。私は「困ります。ゲルマニウムがダメになったら、一番先にダメになるのは私の母です」と言いました。母はゲルマニウムを、文字通り、拝んで飲んでいましたから。一週間後くらいにまた電話があって「お母さんに心配はかけません。悪と戦います」と。本当にいいもの、真に人を救うものを作った先生が、賞賛を受けるどころか、様々な攻撃を受けておられました。
浅井先生の成し遂げた仕事は本当にすばらしいと思います。

アサイゲルマニウムは、薬ではありません。薬には副作用がつきものですが、ゲルマニウムにはそういう症状はありません。
薬だなんて思うと、調子がよくなったら飲まなくてもいいような気がしますけど、そもそも薬ではないのです。毎日たくさん飲む必要はありません。ただ、具合の悪いときに少しだけ飲んで「全然効かないじゃないか」となっても困ります。調子が悪いときは中途半端ではなくしっかり飲んで、よくなれば減らす、という具合でいいと思います。
「なんだ、あんなもの」なんて言う人は放っておくことです。縁がある人は、きちんと飲んで、救われていきます。実際に使ってみると効果を実感するから、とりこになるんですね。そういう人ばかりです。
何はともあれ、自分の命を大切にすることです。私にとってアサイゲルマニウムは、心の糧であり、命の泉です。これを飲み続けていれば、永遠に生きてゆけるのではないかしら(笑)いつまで生きるか、自分の体で実験ですね」

岡澤先生は今年の8月で99歳を迎える。
クリニックはすでに閉院されたが、月一回、別の場所で患者からの相談や唾液検査の依頼に応じている。
つまり、今なお現役のお医者さんということだ。

そう、岡澤先生が言われるように、本当に”縁”だと思う。
マスメディアの発達以前は、「人を介して」「口コミで」ということが、縁のつなぎ場だった。その後、新聞、雑誌、ラジオ、テレビと、縁の形は多様化した。
今や、縁の供給源として最大のものは、インターネットに違いない。こうやって、ブログに書き込む僕の情報発信があなたに届いているのも、ひとつの縁だろう。

しかし、縁というものは、単なる情報との接触ではなく、心と心の通い合い、だと思う。
というのは、僕のクリニックに通ってくれている患者さんに「この人にはきっと効くだろうな」と僕のほうからゲルマニウムを勧めても、「いや、それはちょっと」とお断りされることがしばしばある。
こういうときは、僕もあえて強く勧めない。ただ、「まだの人なんだな」と思うだけだ。
縁は、単なる情報ではない。機が熟して、気持ちが通じ合ってこそ、つながりが生まれる。
これは千年前だろうがネットの時代だろうが、同じことだと思う。

アホとバカ

2020.3.3

以前のブログで、アイヌの模様や沖縄シーサー、沖縄の塩(ぬちまーす)にはよからぬ霊を遠ざける力がある、と書いた。
どちらも、日本の北と南、両極であることがおもしろいと思った。

北と南、今は端っこである。しかし、かつては、端っこではなかった。ずっと昔、彼らは、つながっていた。
何を言っているか、わからない?
これから説明していこう。

昔、探偵ナイトスクープで、こんな依頼があった。
「関西では人を罵倒するときに、『アホ』と言います。しかし、東京では『バカ』と言います。
一体、この『アホ』と『バカ』の境目は、どのあたりになるのでしょうか?」
この一見単純な依頼は、しかし民俗学的に極めて重要なテーマを含んでいた。当初は誰も気付かなかったが、一バラエティ番組が扱うにはあまりにも巨大なテーマだった。
このあたりの経緯は『全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路』(松本修 著)に詳しいので、ここでは立ち入らない。
ただ、結論だけいうと、このテーマを深く掘り下げた松本修氏は、最終的にはその研究成果を学会発表し、各方面から賞賛を受けることになった。
それは、柳田国男の方言周圏論の正しさを見事に裏付ける研究だった。
方言周圏論というのは、一言でいうと、この図である。

かつて千年間にわたって、この国の都は京都にあった。
京都で起こった文化(衣食住にまつわる文化、学問にまつわる文化、はやり言葉など)が、全国に広まっていった。従って、文化の波及は、都を中心とした同心円状の広がりを見せる。
この理論の直接的な証明はできないが、現在各地に残る様々な文化の痕跡を追いかけることで、理論の正しさを傍証することはできる。
たとえば、方言である。
カタツムリを表すのに、最も離れているはずの東北と九州で「ナメクジ」と同じ表現を使い、比較的遠い中国と信州で「カタツムリ」と同じ表現を使う、といった具合である。

この理屈を、『アホ』と『バカ』に当てはめると、『バカ』は『アホ』よりも古い時代に使われていたはずである。
『バカ』という表現に飽き足らなくなってきた若い人たち(言葉の流行を作るのは、いつの時代もしばしば若者である)が、『アホ』と言い始めた。
古い『バカ』は周辺(九州、関東)に波及し、新しい『アホ』は関西にとどまっている。しかし明治以降、情報発信の中心が東京に移ったことで、京都を中心とした文化の波及は終息した。

実は方言周圏論は柳田の独創ではない。1872年ヨハネス・シュミットが提唱した「波状伝播説」を日本に適応したものである。
また、すべての言葉が周圏的に分布するわけではない。柳田自身、晩年には「あれはどうも、成り立つかどうかわかりません」と懐疑的になっていた。
しかし彼の死後6年後に刊行された『日本言語地図』では、「牝馬」「もみがら」など、調査した言葉のおよそ27%に周圏分布が見られた。

理屈ではなくて、「何となく似ているな」の直感から、学問が始まったりするものだ。
岡山出身の友人が、名古屋の大学に進学してそこで暮らし始めた。岡山と名古屋。全然違うはずである。
しかし、何か、似ている。言葉、料理の味付け、町の雰囲気。
北海道出身者が、寒い地元に嫌気がさして、真逆の沖縄に移住した。すべてが違うかと思いきや、何か似ている。
皆、酒が強い。顔の彫りの深さに、妙に親近感が沸いたりする。

アイヌと琉球の類似に初めて気付いたのは、日本人ではない。お雇い外国人のベルツである。
明治時代に日本に招聘され、東大医学部で教官を務めた彼は、1911年に論文を発表した。
「かつて本州で狩猟採集の生活を行っていた縄文人(アイヌ人、琉球人とも)は、頭蓋骨の分析から、小さい丸顔で彫りが深い点が共通している。
一方、約3000年前に渡来して稲作をもたらした弥生人は、北方寒冷地に適応していたため、顔が平たく長い傾向がある」、とベルツは指摘した。
つまり、彼によれば、弥生人が縄文人の間に「割って入った」のである。そして彼らを国の両端に追いやった。

北海道、東北に、また、九州、沖縄に酒豪が多い、という研究。
共通しているのは、アルコール分解酵素のタフさというただひとつの遺伝子だけと、限定して考える必要はない。
現代にはDNA分析という武器がある。この手法の強力さには、敬服せざるを得ない。
2012年日本の研究チームがDNA分析により、アイヌ人と琉球人の遺伝的近縁性を証明した。
北と南、地理的なへだたりにもかかわらず、琉球人は本土人(弥生系)よりもアイヌ人に近いことが示されたのである。

北と南、最も遠いようでいて、実は、かつてはひとつだった。両端はかつて、つながっていた。
日本人とは何か、ということに、学問的な手法で以てひとつの解答を与えようとしているわけだけど、単なる知的好奇心を満たしてくれるだけではなくて、何か壮大なロマンを感じる。
アイヌ、琉球、どちらもアニミズムで、霊は万物に宿るとされていた。
彼らの文化が生み出した、ちょっとした小物(アイヌ帯、沖縄シーサー)にも、共通して魔除けの力があるのが、おもしろい。
まぁ、彼らからすれば、僕は「間に割って入った」弥生系の末裔ということになるんだろうけど(^-^;

有機ゲルマニウムと癌2

2020.3.3

呼吸には外呼吸と内呼吸がある、ということは高校の生物で習っただろう。
外呼吸というのは、いわゆる呼吸。息を吸って、息を吐く。あの呼吸である。
一方、内呼吸というのは、細胞がエネルギー産生のために行う呼吸のことをいう。その核心はミトコンドリアにある。
尤も、これらは必ずしも別物ではない。
たとえば、窯業で陶器を焼く仕事に従事する者では、膀胱癌の発生率が高いことが言われている。理由は二つある。
ひとつは染料などに使われる化学物質への曝露、もうひとつは、酸素不足である。
陶器を焼くときに大量に酸素が消費されるが、1日何時間もその燃え盛る窯のそばで働き続ける。
外呼吸による酸素取り込みの低下が、そのまま内呼吸(ミトコンドリア呼吸)の不全を引き起こし、発癌へとつながるわけだ。

しかし、なぜ膀胱なのか。
酸素不足の影響が出るのなら、一見、肺や心臓などに負担がかかりそうに思えるが、なぜ膀胱に癌ができるのか。
医学部で受けた病理学の授業を思い出すがよい。
膀胱の内部を裏打ちする細胞群は、全身の細胞のなかでもかなり特殊で、特に「移行上皮」と呼ばれている。
膀胱に尿がたまり細胞表面が伸展してうすくなると、皮膚のような重層扁平上皮になるが、尿が排出されて膀胱が空っぽになると、まるで腸粘膜のような多列繊毛上皮になる。
つまり、膀胱の上皮はその両極の間を行ったり来たりすることから「移行上皮」と呼ばれているわけだ。

そう、膀胱は粘膜質であり、そのため酸素不足の影響を受けやすい。酸素が不足しがちであるということは、そのままイコール、癌になりやすい、と解釈してもらってかまわない。
このことは、逆を考えてみればわかるだろう。たとえば「心臓癌」という病名を聞いたことがあるか?
ないだろう。in vitroでも心筋の細胞を癌化させるのは難しい。ミトコンドリアが豊富で細胞分裂しにくい心筋細胞は、癌になりようがないんだ。
しかし、粘膜はそうではない。
細胞は数日のターンオーバーで常に刷新され、細胞分裂が盛んである。また、水分の代わりに分泌液を分泌する粘膜では、特に癌にかかりやすい。

過去50年、大腸癌の増加に歯止めがかからない。かつて菜食メインの日本人には大腸癌はあり得なかった。
肉由来の糖鎖が組織の炎症および虚血を促進し、発癌を促進することがわかっている。近年の肉食ブームは、今後癌をますます増加させることだろう。
https://www.pnas.org/content/112/2/542?utm_content=bufferb1c33&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

酸素不足は、癌に限らず、様々な疾患の背景に潜んでいるものであるが、外呼吸の不足(およびこれに起因する内呼吸の不足)は、意識されないことが多い。
「呼吸が浅い」、「酸素が不足している」という自覚は、なかなか持ちにくいものである。
たとえば頭痛。低酸素が頭痛の誘因となることは、高山病の例を挙げるまでもなく、十分なエビデンスがある。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27146279
そこで、深呼吸である。丹田に意識を据えて、深く吸って、深く吐く。
これを何度か繰り返す。それだけのことで、頑固な頭痛が消退する症例がどれだけ多いことか。
頭痛は、ロキソニンで完治しない。まずは、今すぐ、深呼吸である。
それで効かないようなら、有機ゲルマニウムの出番である。
一般に、頭痛も含め、痛みは「組織の虚血」であることが多い。組織は痛みで以て存在をアピールし、相応のケアを求めているのである。
有機ゲルマニウムによって赤血球産生が亢進し、酸素が行きわたれば、痛みは自ずと解消するだろう。

さて、一口に酸素といっても、すべてが同じものではないことをご存知か。
必ずしも科学的に正確な表現ではないが、酸素には二通りある。陽極(プラス)の酸素と、陰極(マイナス)の酸素である。
かつて、未熟児を高濃度の酸素が充満する治療装置に入れ、未熟児網膜症を頻発させるという不幸な出来事があったが、これは陽極酸素の影響である。人工的な酸素はすべて、陽極であると心得よ。
一方、自然界が作り出す酸素は陰極である。森林浴をしたり、滝のそば、海辺に行ったときのすがすがしい感覚を思い出してみるがいい。あれこそが、豊かな陰極酸素のもたらす効果である。
有機ゲルマニウムの働きは、赤血球の再生を通じた酸素の供給であるが、このとき供給されるのは陰極酸素である。ここに有機ゲルマニウムの本領がある。

参考
『天の配慮: 命の源流を探る唾液イオン反応』(岡澤 美江子 大友 慶孝 共著)

有機ゲルマニウムと癌1

2020.3.3

有機ゲルマニウムが癌に有効であることは以前のブログでも何度か紹介してきた。
それでは、なぜ、効くのか?そのメカニズムは?

そもそも癌の内部およびその周辺では、血管からの距離が遠くなることと、過剰な細胞増殖が起こることによって、酸素供給が不足して、低酸素状態になっている。
実は、低酸素状態では、免疫系がうまく機能しないのである。
このことはすでに1960年代にHellström博士によって発見されていた。博士は、癌患者の体内に癌細胞とキラーT細胞が共存していることを報告し、世界を驚かせた。
一体なぜ、免疫系が癌細胞を攻撃しないのか?その機序の解明に向けて、世界中で研究が行われた。
その結果わかったことは、癌細胞の作り出す低酸素環境下においては、免疫細胞の産生するパーフォリンやグランザイムBによる障害活性、また、インターフェロンγの刺激を介する分化も、抑制されてしまう、ということである。
つまり、癌細胞周囲が阻血に陥ることで酸素濃度が低下し、結果、癌に対して免疫系が機能できず癌の増殖を許してしまう、ということが明らかになった。

このメカニズムは、そのまま、なぜ有機ゲルマニウムが癌に効くのか、の説明にもなっている。
有機ゲルマニウムは赤血球の「破壊と再生」を促進する。
古くて柔軟性を失った赤血球を破壊し、新しく柔軟性のある赤血球を生み出すことで、いわば、「血が一新」される。
採血で測定されるのは、単に赤血球の「数」に過ぎない。大事なのは、「質」(および働き)である。
赤血球が生まれ変わることは、大げさではなく、体が変わる、ということである。
柔軟性を増した赤血球は組織の奥まで酸素と栄養を届け、不要物(二酸化炭素など)を回収して行く。酸素と栄養の行き届いた組織は、その本来の働きを取り戻す。
有機ゲルマニウムの摂取によって、数えきれないほどの疾患や不調が改善するのは、偶然ではない。
結局のところ、赤血球の更新による全身の”生まれ変わり”こそ、有機ゲルマニウムの効能の核心である。

なぜこんな話になったのか?
きのう、浅井ゲルマニウム研究所の中村宜司さんからメールが届いた。
「岡澤先生を取り上げたブログを拝見しました。
岡澤先生はご存命中ですが、現役医師としての活動は数年前に引退され、現在は施設に入所されています。
心身ともにご健在で、私も年に何回か先生のところを訪問しますが、そのたびにいつも、ゲルマニウムについて熱く語ってくださいます笑」

そうだったのか。著書『天の配慮』の出版がまだ数年前と最近であるため、てっきり現役かと思っていた。
岡澤先生は著書のなかで、有機ゲルマニウムによる癌治療法を紹介している。
数十年にわたる臨床経験のなかで、無数の癌患者が有機ゲルマニウムによって健康を取り戻してきた。
当院にも癌で通院中の患者がいるため、岡澤先生の知識を生かさない手はない。
本に書いてあることをもっと掘り下げて知りたいことがあったため、中村さんに質問をした。

「岡澤先生はゲルマニウムを、経口投与はもちろん、静注でも併せて使っておられますが、何%溶液でしょうか?
有機ゲルマニウム粉末を生食に溶いて作ろうと思っているのですが、ご教示願います」

「点滴は中和液製剤でないと難しいかと思います。有機ゲルマニウムは酸性度が比較的強いため、そのままの静注はアシデミアを起こす可能性があり、危険です。
中和液製剤はかつて製薬会社に作ってもらっていましたが、今はありません」

そう、浅井一彦先生は当初、有機ゲルマニウムを癌の特効薬として売り出そうと思っておられた。
しかし様々な組織の思惑、利害関係の衝突、紆余曲折があり、現在、保険薬剤としては慢性肝炎治療薬のプロパゲルマニウム(商品名セロシオン)として収載されるところに落ち着いた。
有機ゲルマニウムが保険の効く癌治療薬として承認されず、代わりに、毒以外の何物でもない”抗癌剤”がはびこることになったことは、日本のみならず世界中の人々にとって不幸なことだった。今もその不幸は現在進行形である。
いざこざの余波を受け、静注のゲルマニウム製剤も生産中止となってしまった。
しかし、有機ゲルマニウムの購入が可能であることは、不幸中の幸いである。
中村さんに、重ねて質問をする。

「やはり、岡澤先生の本の中に、有機ゲルマニウムの経口投与で、1日60錠を2か月間継続して癌が治癒した症例の記載があります。
当院の有機ゲルマニウム粉末で換算すればどれくらいの量になりますか?」

「岡澤先生が使っておられたのはアサイゲルマニウムのカプセル製品です。ただ、大量投与については、私の立場からはコメントしづらいところがあります。
岡澤先生は自身の臨床経験にもとづいて高用量のゲルマニウムを使っておられました。それは一般の人には副作用が起き得る量でもあります。また、高用量のゲルマニウムを数週間継続するとなれば、やや高額の費用が必要になり、人によっては経済的に厳しいかもしれません。
私としては、一般の人が安心して服用頂ける目安量を提示するにとどめたいと思います。
ただ、岡澤先生は常々言っておられました。『癌は50万円で治る病気なのよ』と」

この50万円をどう見るか、ということである。
浅井一彦先生の願いは、癌患者にもっと安価に有機ゲルマニウムを届けることだった。だからこそ保険収載を目指したのだが、その試みは頓挫した。購入するとなれば、やや高額である。
僕が癌患者の立場なら、有害無益な抗癌剤など一顧だにせず、迷わず有機ゲルマニウムを購入し癌治療の一助とするが、結局、このあたりは個々人の価値観である。

次回、有機ゲルマニウムと癌の関係について、もう少し掘り下げる。

見えないもの6

2020.3.2

深夜に部屋で一人、電気を消して布団に入り、ユーチューブのホラー系動画を見ている。
怖くなければ「全然おもんないな」と吐き捨てるくせに、ときどきマジで怖いやつがあって、そういうときは一人でトイレに行くのもきつくなる^^;

そう、ときどき本当に怖いやつがある。ああいうときに体の内側から立ち上がってくる恐怖感って、何なんだろう。
一人でいるはずの部屋に、誰かもう一人いるような、何かの気配がする。でも後ろを振り返るのが怖い。その「何か」を認識してしまったら、、、

こういうとき、その予感は正しくて、「本当に幽霊がいる」とするのがニーチェの立場である。
つまり、「君が深淵をのぞくとき、深淵もまた君をのぞいているのだ」(…when you gaze long into the abyss, the abyss gazes also into you…)

『医師が語る霊障』(橋本和哉 著)を読んで、この感覚が何なのか、一応の説明がつくように思った。
百物語、という日本伝統の怪談スタイルがある。複数人が寄り集まって、各人が怪談を披露していき、全部で百個の怪談をすべて語り終えたときに、本当に奇妙な現象が起きる、とされる。
橋本氏の考えによれば、これは当然起こり得ることである。
夏場などに怪談イベントなどが行われると、そこには意識体やゴーストが集まりやすくなる。人々がゴーストに意識を向けることによって、共鳴が起こるためである。
「意識が、引き寄せる」のである。これは波動という言葉で説明してもいい。
多くの人は、「現象が意識を作る」と思っている。なるほど、確かにそういう場合もあるだろう。
しかし、同じ頻度で「意識が現象を作る」のだということに、多くの人は気付いていない。中にはこの考え方を非科学的だとしてあざ笑う人さえいる。
笑いたい人には、笑わせておけばいい。ただ、事実として「意識することで、引き寄せてしまう」。
このことは、普段からゴーストを意識して生活していると、さらにゴーストを呼び込んで、下手をすれば憑依されることをも意味する。
ホラー系動画を見ているときの僕は、”そういう波動”にチューニングが合っているせいで、本当に変なものを呼んでいるわけだ。

ゴーストは、天界に成仏できず、行き場なくこの世をさまよっている。そういうゴーストにとって、ある種の波動は”助けの灯り”のように見える。
蛾が光に引き寄せられるように、ゴーストはそういう波動の持ち主のもとへ向かう。尤も、多くの場合、実害はない。守護霊がすぐ追い払ってくれるから。
しかし、ときには憑依を受け、現実的な症状として出現することになる。

事実かそうでないかは別として、考え方としてはおもしろい。
引き寄せとか波動という現象は、僕もないわけではないと思う。
人生という荒海を渡っていくときに「意識が現象を作るのだ」という認識でいたほうが、人生に対して受け身ではなくて能動的になれると思う。
霊的現象もこの引き寄せや波動の考え方で説明がつく、というところに、新味を感じるんだな。

橋本先生のクリニックは、一応標榜している科としては、内科、外科、神経内科、整形外科だけど、明らかに「心霊科」とでも呼ぶべき診療を行っていると思う^^;
病気治療のために、マジで除霊をやってくれる先生なんて、他にいないでしょ?しかも本当にそれで治る症例があるのだから、おもしろい。
この本を読んで、不明熱とか倦怠感の鑑別に、霊障、というのを挙げないといけないと思った^^

もちろん、本の真偽は分からない。ただ、こんなぶっ飛んだ内容の本は、他にない。
霊障に効能のある良質食品として、
ぬちまーす(塩)、ショウガ、銀河高原ビール(飲んだことあるけど、そんな効用があったとは!^^)、魔王(焼酎。森伊蔵と村尾と合わせて3Mって言うんだね)が挙げられていたり、
霊障に対する防御として、
アイヌ帯、ジン(タンカレー)、シーサー(沖縄の獅子舞みたいな置物)、漢方薬(桂枝加竜骨牡蛎湯、半夏厚朴湯。別にツムラのでいいんだね^^;)が挙げられている。
先生が地道に、手探りで効果のあるものを探している感じがよく伝わってきて、おもしろいと思った。
アイヌ帯は確かに、僕も不思議な力を感じる。
岡本太郎が、縄文土器の造形や模様に呪術的なものを感じてインスピレーションを得たというけど(確かに、太陽の塔とか、縄文っぽい雰囲気がある)、アイヌの模様にも何かそういうパワーを感じる。

さらに興味深い指摘として、本からマイナスエネルギーを受けることもあるという。
「文字(およびその組み合わせからなる文章)とは、デジタルな記号である」と思っている僕にとっては、まったく異質な考え方である。
異質ではあるけれど、わからなくはない。
「すべて読書とは、著者との対話である」という言葉がある。著者にマイナスの気が宿っていた場合、その読者にも好ましくない影響が出るということは、当然あり得るだろう、という気もする。
翻って、僕のブログはどうなんだろう?
波動とか気とか、”そっち系”の目線で見たとき、僕の文章にはどのようなエネルギーが宿っているのだろうか?
僕の訳書『オーソモレキュラー医学入門』も含め、僕の情報発信にはプラスの気がこもっていると信じたいのだけど、こればっかりは祈るしかありません^^;

真菌、コレステロール、癌22

2020.3.2

「もともと健康で、何ら体に問題はありませんでした。
仕事もバリバリできるし、妻や子供との関係性も良好。ジョギングをして、食事にも気を遣って、毎日充実した生活を送っていました。
状況が変わったのは、会社の健康診断でコレステロールが高いことを指摘されたこと。医師から、コレステロール降下薬を処方されました。
飲み始めてしばらくは、何も異常は出ませんでした。ただ、半年ほど経った頃から、何ともいえない体のだるさを感じるようになりました。
もちろん薬が原因だなんて、思いもしません。体にいいと信じて飲んでいますから。
寝起きがだるくなり、毎日のジョギングに行くのも差し支えるようになってきました。
それどころか、体を動かすこと自体がおっくうになって、トイレに行くのも面倒だとさえ思うようになりました。
一日中ぼーっとして、仕事のパフォーマンスが低下したのはもちろん、休日だって何もしたくありません。体を思い切って動かすと、妙な立ちくらみもある。
薬を1年半ほど飲み続け、全身の倦怠感は病的なレベルに達しました。異常さは、自分の体感としても家族の目からも、明らかでした。
食事、生活習慣を徹底的に見直しました。そしてようやく、原因として突き止めたのが、コレステロール降下薬でした。

なぜこんなことになったんだろう、と思います。繰り返す言うようですが、本当に、体調は絶好調でした。
健康診断は何も問題のない優等生でした。ただ、コレステロールが高いという、その一点だけを除いて。
それで、医者の勧めるがままに、コレステロール降下薬を飲みました。
僕がしたのは、それだけなんです。それだけで、仕事も続けられないくらいの症状になりました。

何だかやるせない気持ちです。
薬の処方前に、医者から特に副作用の説明はありませんでした。あとで知ったのですが、グレープフルーツと一緒に摂取してはいけない、とか、いろいろ禁忌があるんですよね。
そういう説明はなかったです。ただ、「筋肉痛がでるかもしれません」とだけは聞いていましたが、薬のせいでこれほどひどい副作用が出るとは思ってもいませんでした。

薬はやめました。でも、もう薬をやめて3か月が経ちましたが、まだ倦怠感は治っていません。
何とかならないでしょうか?
治療法を模索していくなかで、ネットでオーソモレキュラー療法のことを知りました。
プロテインを飲み始めましたが、いまいち効果は実感していません。というか、これまで調子の悪い日と小康状態を繰り返すようなリズムだったのが、プロテインを始めてから、ずっと調子が悪いように感じているのですが、気のせいでしょうか?」

僕のブログを読んでくれている人で、今日、当院を受診された。
スタチン(カビ毒)に対する解毒法は、いずれブログで紹介するつもりでいたが、この患者のように「何を飲めばいいのか、どうすればいいのか、とにかく早く教えて欲しい」という人がいることを思い知らされた。
手順を踏んで、と思っていたが、予定を前倒しして、下記参考文献の著者James Yoseph氏の勧める食事法を紹介しよう。

ただ、まず最初に、上記患者の誤解を解いておきたい。
オーソモレキュラー療法とプロテインの服用を混同されているところがあるが、オーソモレキュラー栄養療法の創始者(主にはホッファーとポーリング)は、別にプロテインパウダーを勧めていない。
このことは拙訳『オーソモレキュラー医学入門』(A.ホッファー、A.ソウル共著)を読んでもらえればわかる。「高タンパク(肉、卵、乳製品、プロテインパウダーなども含め)が体によい」という旨の記述はどこにも見出すことができないだろう。
それもそのはずで、著者のソール先生自身、”ゆるやかな”ベジタリアンなんだ。ゆるやかな、というのは、「動物性食品を食べないと決めているわけではなく、食べたいときや食べる機会があるときに、良質の肉を少量食べるスタイル」ぐらいの意味である。

一方、ベジタリアンとは真逆のアプローチとして、動物性タンパク質の積極的摂取を勧める考え方に、アトキンス・ダイエットやパレオ・ダイエットがある。
これらの源流はいずれも、1930年代のウェストン・プライス博士の仕事に行きつく。
世界中の原住民を実地調査した結果、プライス博士は「精製した糖質、穀物、加工食品の摂取こそが現代病の元凶である」と考えた。ここから多くの治療家が示唆を得て、”食における原住民への回帰”が説かれるようになった。この流れは、現代日本の高タンパク・低糖質食ブームにも脈々とつながっている。
1972年にロバート・アトキンス医師が提唱したアトキンス・ダイエットは世界中で一大ブームを引き起こし、イギリスでは300万人以上が、アメリカでは11人に1人が、この食事法を試したと推定されている。
なぜ、こんなに流行するのか?
答えは簡単で、「効果をすぐに実感するから」である。
特にアメリカにおいて、肥満は国民病である。精製糖質の習慣的な過剰摂取によって肥満に陥っている人がアトキンスダイエットを行うと、みるみる体重が落ちる。スリムになるばかりでなく、頭の働きもクリアになるだろう。体験者は、こんなに素晴らしい食事法はない、と喜ぶ。
しかし、である。
しかし、何らかの改善したい不調があってその改善を目指して行う治療食が、通常の維持食としてふさわしいかというと、また別の話である。
『体脂肪を減らすための高タンパク食~その機序と危険性』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4258944/
「高タンパク食には、満腹感をもたらし、かつ、体脂肪が減少するというメリットがあって、減量法として最近ますます人気が出ている。
では、なぜ、高タンパク食によって体重が減少するのだろうか?その機序は?
それは高タンパク食によって、以下のような変化が起こるためである。
・満腹ホルモン(GIP, GLP-1)の分泌増加
・食欲増進ホルモン(グレリン)の分泌減少
・食事の熱作用の増加
・タンパク質誘発性の糖新生による血糖値の安定化
しかし、いいことばかりかというと、そうではない。高タンパク食に取り組む際には、注意しておくべきこともある。
一般的な西洋食と並行して高用量の分枝鎖アミノ酸を摂取すれば、代謝性疾患を発症する可能性がある。
また、高タンパク食は体を酸性にするため、腎臓への負荷も増大する。さらに、エネルギー需要量が低い状態(ろくに運動しない状態)で過剰にタンパク質を摂取しては、余剰分はグルコールかケトン体に変換され(糖新生の働き)、エネルギー代謝が正に傾く。これは、高タンパク食の目的が体重減少にあるのなら、好ましくないことである」

どの食事法も人によって合う合わないがあるし、目的によって、ある状況では適切でも、長期的に続けるには不適切、ということは普通にあり得る。
万人に共通して勧められるのは、とりあえず「精製糖質(砂糖菓子や小麦など)を控える」ことぐらいで、そこから先は個々人の状況に合わせてベストな方法を模索する、ということになるんじゃないかな。
上記患者について言えば、スタチンはカビ毒である。このカビ毒が筋肉にアポトーシスを起こして、筋炎が起きているはずである。
一方、プロテイン(のみならず、乳製品全般)は、カビ毒汚染のリスクが極めて高い加工食品である(パウダー製造過程の加熱によって真菌本体は死んでも、カビ毒は失活しない)。プロテインが症状の緩和に効かないところか悪化させた可能性は、説明がつくと考えている。

長文になってしまった。
肝心のJames Yoseph氏の勧める食事法は次回こそ^^;

参考
“Proof for the cancer-fungus connection”(James Yoseph著)

コロナウイルス対策8

2020.3.2

新型ウイルスに対する不安から、デマが広がりやすい状況になっている。
ネットやスマホを通じて情報がすばやく得られることはありがたいことだが、デマも広がりやすいことには気をつけたい。
きのう、こんな情報を見つけた。

「緑茶、紅茶、ウーロン茶のコロナウイルスに対する効果を調べたところ、緑茶に最も強い抗ウイルス活性が見られた」という記事である。
まずは、「緑茶を売りたい業者のステマではないか?」という目線を持ちたいところ。
しかし事実であれば、デマでも何でもない。予防的な意味で推奨できる(スーパーの棚から急にお茶っ葉が消える現象は勘弁して欲しいけど^^;)。
真偽を確認するため、論文をちゃんと読んでみたいところだが、中国語なので読めない^^;
そこで、英語論文を調べたところ、上記画像と同じものではないかもしれないが、SARS-コロナウイルスに対する緑茶成分の有効性を検証した論文が見つかったので、紹介しよう。
『テアフラビン-3,3′-ジガレート(TF3)によるSARS-コロナウイルス3C様プロテアーゼ活性の抑制』
https://www.researchgate.net/publication/7803904_Inhibition_of_SARS-CoV_3C-like_protease_activity_by_theaflavin-33_’-_digallate_TF3
「SARS-コロナウイルスは重症急性呼吸器症候群(SARS)の病因因子である。SARS-コロナウイルスが感染した宿主細胞において、ウイルス内コードされた3C様プロテアーゼ(3CL(Pro))がウイルス増殖のために必須であると考えられている。
本研究において、我々は3CL(Pro)に対する抑制効果について、ナチュラルプロダクトライブラリー所収の化合物720種類を検証した。
これらのうち、3CL(Pro)に対して抑制作用を示した化合物は二つあった。タンニン酸(IC(50) = 3μモル) と3-イソテアフラビン-3-ガレート(TF2B) (IC(50) = 7μモル)である。
これらは茶に含まれる天然ポリフェノールである。我々はさらに、いくつかの異なる種類の茶葉を用意し、3CL(Pro)の抑制効果を検証した。その茶葉は、緑茶、ウーロン茶、プーアル茶、紅茶である。
その結果、プーアル茶と紅茶は、緑茶やウーロン茶よりも、3CL(Pro)に対する抑制効果が強かった。
さらに、茶に含まれている他の成分の3CL(Pro)抑制効果を検証した。その結果、カフェイン、エピガロカテキン・ガレート(EGCG)、エピカテキン(EC)、テオフィリン(TP)、カテキン(C)、エピカテキン・ガレート(ECG)、エピガロカテキン(EGC)には3CL(Pro)抑制効果は認められなかった。唯一、テアフラビン-3,3′-ジガレート(TF3)にだけ、3CL(Pro)抑制効果が確認された」

2005年の研究。SARSの流行(2003年)を受けて、その対策として書かれた論文だろう。SARSの原因ウイルスは、分類的にはコロナウイルスに属するから、上記の研究は現在流行している新型コロナウイルスにも有効である可能性は充分にある。
この研究では、上記画像とは違って、緑茶やウーロン茶よりも、プーアル茶と紅茶を推している^^;
ただ、あくまで3CL(Pro)抑制効果、という点にフォーカスした結論であることに注意しよう。SARS-コロナウイルスに対してどの茶葉が一番効くか、を直接(マウスレベルとかで)示したものではない。

コロナウイルスではなく、インフルエンザウイルスに対する緑茶の効果、という点では他にもこんな論文がヒットする。
『緑茶に含まれるカテキンのインフルエンザウイルスに対する抗ウイルス効果』
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0166354205001440
やはり、2005年の論文。
緑茶から抽出したEGCG、ECG、EGCのインフルエンザウイルス増殖抑制作用と殺ウイルス作用について検証している。結果、EGCGとECGにウイルス増殖抑制効果が見られた。その機序(MDCK細胞におけるRNA合成阻害がどうのこうの、とか)についても検証しているが、わからへんので省略しまーす^^

「緑茶が体にいい」なんてことはとっくの昔、千年前からわかっていることで、最近になって科学のメスが入り、「なぜいいのか」のメカニズムが科学の言葉で語られ始めた、というだけのことだ。
たとえばきのうのブログで言及した岡澤美江子先生の著書『天の配慮』のなかでも緑茶の健康効果について考察されている。
唾液のORP(酸化還元電位)を調べると、緑茶を飲む前では+40mVだったのが、緑茶を飲んだ後では-50から-30mVになった。つまり、唾液抗酸化力(還元力)が大幅に高まった、ということである。この効果は70度以下で沸かした緑茶で最も高く、高温で沸騰させると低下した(低下したといっても、還元力がないわけではない)。個人的に最も驚いたのは、市販のペットボトル入りの緑茶にも還元力がある商品があったこと(ただし、むしろ酸化させる商品のほうが多かったが)。いい商品を作っているメーカーもいるんだな。
総じて言えることは、水にこだわり、無農薬の茶葉から抽出した緑茶では、「確実に」抗酸化力が高まった、ということ。
唾液を使った研究というのは、採血でやる研究より、結果がスピーディーで勝負が早くて、いいよねぇ。

【まとめ】
新型コロナ対策にはコーヒー(カフェイン)を飲んでも、効かない^^同じ飲むなら、お茶(できれば無農薬のもの)を飲もう。緑茶がいいと言われているけど、プーアル茶でも紅茶でも一応の効果はあるんじゃないかな。