院長ブログ

アサイゲルマニウム誕生50周年2

2020.3.4

前回に続き、アサイゲルマニウム誕生50周年記念の特別インタビューから。

深澤肇医師
「アサイゲルマニウムとの出会いは37年ほど前。岩手医大で講師と病棟医長をしていたときのことです。
上顎に悪性黒色腫ができた患者がいました。腫瘍径が3 cmぐらいで、ステージ4。手術するとなると、顔の大部分をとらないといけない。
こういうときには、BCGワクチンで免疫力を高めておいてから抗癌剤を使うBCG免疫療法をして、腫瘍が小さくなってからオペをする。
この患者も腫瘍はだいぶ小さくなった。でも、やはりというべきか、肝臓とかあちこちに転移して、痛みと全身の黄疸が出てしまった。
そういうときに、ある縁で、浅井ゲルマニウム研究所のことを知りました。
当時は癌となれば3か月は入院。仮に退院できても、ほとんどは再発して戻ってくる。でも、BCG免疫療法を受けた症例では、そんなに簡単に再発・転移しない。
でもこの悪性腫瘍の患者のような例もある。この人にゲルマニウムを使ってみたところ、非常に経過がいい。免疫系が活性化して、癌の進行を止めているようだ。
それで思ったんですね。「そもそも、BCGやピシバニール(抗癌剤)を使わなくても、ゲルマニウムで治ってしまうのではないか?」と。それから、だんだんゲルマニウムだけを使うようになりました。

浅井先生の本『ゲルマニウム讃歌』のまえがきに、こういう言葉があります。
「ハーバード大学の教授が『我々人類がこれまで用いていた薬を、いっさい海に投じたとしたならば、我々人類は確かに、今日よりずっと幸福になったであろう』と書いている」
なるほど確かに、その通りだと、この一節が気に入りましたね。
薬は副作用が大変。薬害がひどいわけだよね。高血圧でも糖尿病でも骨粗鬆症でも、飲み続けたらどうにかなっちゃうような薬ばかりでしょ。
その点、副作用がないのがアサイゲルマニウムのいいところだよね。

アサイゲルマニウムがもっと、おおっぴらに使えるようになってほしい。薬にするのは難しいだろうから、サプリメントでもいいから、広く使ってもらえるといい。もっと宣伝してもいいんじゃないかな。
癌に限らず、大手術をする前にゲルマニウムを使うことには意味があるし、そもそも癌にならないための予防的なサプリメントという考え方は、当然あっていいと思うよ。
ゲルマニウムアはなるべく飲み続けるのがいい。休んだり減らしたりしてもいいけど、バタッとやめてしまうのはよくない。
量は多くなくてもいいから、毎日飲み続けると長生きできると思うよ。」

酒井良介医師
「僕はゲルマニウムと出会う前から、漢方薬の効能に注目していました。娘が漢方薬にずいぶん助けられたので。浅井先生にもそのいきさつを話したことがあります。
漢方に使う薬草には、ゲルマニウムが入っていますからね。僕は昔は神経質だったけど、ゲルマニウムを飲み始めてから、そういう気分がなくなった。
浅井先生の本に、『私のゲルマニウムは薬ではない』と書いてある。薬には必ず副作用があるけど、ゲルマニウムは相当飲んでも害がないし、いくら飲んでも中毒にならない。
ゲルマニウムはサプリだけど、何にでもいい。病気になって病院に行くとお金がかかるから、結局ゲルマニウムを飲んで健康維持に努めることが、一番安上がりだと思う。
僕は医者にも歯医者にもかかったことはない。ここまで病気しないでこられたのは、ゲルマニウムのおかげ。
これを証明するために、僕が見本になって、130歳くらいまで生きようと思っています(笑)実現する見込みは、絶対にある(笑)多くの人に飲んでもらいたいと思う」

そう、漢方薬のよさというのは、結局、有機ゲルマニウムのよさである、とも言える。
柔軟な医者であれば、有機ゲルマニウムのよさに気付く。「自分が処方している毒みたいな薬より、どう考えたって有機ゲルマニウムのほうが優れている」と。
しかし医者において、「認識が行動を変える」という定理は成り立たないのが普通である。
つまり、医者は「わかっちゃいても、毒みたいな薬を出し続ける」のである。
これはもう、根本にある医学部の教育システムが変わらない限り、どうにもならないと思う。
『難病の新薬は1回2億円超 「財政を圧迫」説は本当か』
https://www.asahi.com/articles/ASM9C5FP2M9CULZU01D.html
1回打つのに2億円かかる抗癌剤がアメリカで承認された。アメリカに追随するのがいつものパターンだから、日本でも近々承認されるだろう。
こんな高い薬でも、自己負担はせいぜい百数十万円ぐらいじゃないかな。
このままだと、保険医療が破綻しないわけがない。厚労省の役人は、当然わかっていると思う。わかっていても、抵抗できない。
もはやグローバル企業の圧力の前に成す術もなくて、ノーと言えないんだろうね。

縁あって、この記事を読まれた人に伝えたい。
癌になれば、高額な抗癌剤よりは、まず、有機ゲルマニウムを!
抗癌剤のような副作用がありませんし、値段も多分、2億円よりは安いと思います^^

アサイゲルマニウム誕生50周年1

2020.3.4

株式会社浅井フーズクリエーションの社史は、以下のように始まる。
『1967年浅井一彦、水溶性の有機ゲルマニウム「アサイゲルマニウム」を創製』

1967年に生まれたアサイゲルマニウムは、2017年、50歳を迎えた。
この年、アサイゲルマニウム誕生50周年を記念して、特別インタビューが組まれた。
生前の浅井博士と親交のあった医師や、臨床でアサイゲルマニウムを使用している医師に取材が行われたが、そのうちのひとりに、岡澤美江子医師もいた。

岡澤美江子医師
「45年ほど前、朝日新聞の記者の方が自然気胸にかかりました。肺が破れてしまう病気です。治療法は特にありません。穿刺や吸引などの処置をしたり、オペをしたり、ということもないわけではありませんが、基本は安静です。この記者さん、縁あって浅井先生とお会いして「だまされたと思って俺についてこい」と言われ、ゲルマニウムを服用しました。効果はてきめんで、命拾いをされました。すっかり元気になって仕事をしているという話を、記者さんと同じ新聞社に勤めていた私の兄から聞きました。興味が出て、その記者さんを紹介してもらい、浅井先生のお住まいに伺うことになりました。
忘れもしません。1972年4月14日のことです。この日は、私の第二の誕生日です。第二の人生の始まった日だと思っています。この日の先生との出会いがあったからこそ、その後多くの患者を救うことができ、そして長生きしている自分があると思っています。
先生のお宅でお話を伺っているうちに、「ゲルマニウムを使えば、今私が診ている患者はみんなよくなるに違いない」と思って興奮しました。生まれ変わったような気持になって自宅に帰り、今さっき出会った浅井先生のことを母に話すと、母が一番最初に飛びついてきました。「私もゲルマニウムを飲んでみたい」と。
母は幼い頃にひどい中耳炎にかかり、それ以来片方の耳が聞こえませんでした。しかしゲルマニウムを飲みだして半年ほど経ったときに「聞こえない方の耳で、子供の声がにぎやかに聞こえるようになった」というのです。母の喜びと浅井先生への感謝の思いは途方もないもので、居ても立ってもいられない母は、先生に感謝の手紙や短歌を何度か送りました。その短歌のひとつは、先生の著書『ゲルマニウム讃歌』にも引用されています。

浅井先生はいろいろな人や組織から邪魔をされたりだまされたりと、大変な苦労をされました。あるとき電話でお話をしていて「もうゲルマニウムを扱えなくなるかもしれない」といつになく弱気にこぼされました。私は「困ります。ゲルマニウムがダメになったら、一番先にダメになるのは私の母です」と言いました。母はゲルマニウムを、文字通り、拝んで飲んでいましたから。一週間後くらいにまた電話があって「お母さんに心配はかけません。悪と戦います」と。本当にいいもの、真に人を救うものを作った先生が、賞賛を受けるどころか、様々な攻撃を受けておられました。
浅井先生の成し遂げた仕事は本当にすばらしいと思います。

アサイゲルマニウムは、薬ではありません。薬には副作用がつきものですが、ゲルマニウムにはそういう症状はありません。
薬だなんて思うと、調子がよくなったら飲まなくてもいいような気がしますけど、そもそも薬ではないのです。毎日たくさん飲む必要はありません。ただ、具合の悪いときに少しだけ飲んで「全然効かないじゃないか」となっても困ります。調子が悪いときは中途半端ではなくしっかり飲んで、よくなれば減らす、という具合でいいと思います。
「なんだ、あんなもの」なんて言う人は放っておくことです。縁がある人は、きちんと飲んで、救われていきます。実際に使ってみると効果を実感するから、とりこになるんですね。そういう人ばかりです。
何はともあれ、自分の命を大切にすることです。私にとってアサイゲルマニウムは、心の糧であり、命の泉です。これを飲み続けていれば、永遠に生きてゆけるのではないかしら(笑)いつまで生きるか、自分の体で実験ですね」

岡澤先生は今年の8月で99歳を迎える。
クリニックはすでに閉院されたが、月一回、別の場所で患者からの相談や唾液検査の依頼に応じている。
つまり、今なお現役のお医者さんということだ。

そう、岡澤先生が言われるように、本当に”縁”だと思う。
マスメディアの発達以前は、「人を介して」「口コミで」ということが、縁のつなぎ場だった。その後、新聞、雑誌、ラジオ、テレビと、縁の形は多様化した。
今や、縁の供給源として最大のものは、インターネットに違いない。こうやって、ブログに書き込む僕の情報発信があなたに届いているのも、ひとつの縁だろう。

しかし、縁というものは、単なる情報との接触ではなく、心と心の通い合い、だと思う。
というのは、僕のクリニックに通ってくれている患者さんに「この人にはきっと効くだろうな」と僕のほうからゲルマニウムを勧めても、「いや、それはちょっと」とお断りされることがしばしばある。
こういうときは、僕もあえて強く勧めない。ただ、「まだの人なんだな」と思うだけだ。
縁は、単なる情報ではない。機が熟して、気持ちが通じ合ってこそ、つながりが生まれる。
これは千年前だろうがネットの時代だろうが、同じことだと思う。

有機ゲルマニウムと癌2

2020.3.3

呼吸には外呼吸と内呼吸がある、ということは高校の生物で習っただろう。
外呼吸というのは、いわゆる呼吸。息を吸って、息を吐く。あの呼吸である。
一方、内呼吸というのは、細胞がエネルギー産生のために行う呼吸のことをいう。その核心はミトコンドリアにある。
尤も、これらは必ずしも別物ではない。
たとえば、窯業で陶器を焼く仕事に従事する者では、膀胱癌の発生率が高いことが言われている。理由は二つある。
ひとつは染料などに使われる化学物質への曝露、もうひとつは、酸素不足である。
陶器を焼くときに大量に酸素が消費されるが、1日何時間もその燃え盛る窯のそばで働き続ける。
外呼吸による酸素取り込みの低下が、そのまま内呼吸(ミトコンドリア呼吸)の不全を引き起こし、発癌へとつながるわけだ。

しかし、なぜ膀胱なのか。
酸素不足の影響が出るのなら、一見、肺や心臓などに負担がかかりそうに思えるが、なぜ膀胱に癌ができるのか。
医学部で受けた病理学の授業を思い出すがよい。
膀胱の内部を裏打ちする細胞群は、全身の細胞のなかでもかなり特殊で、特に「移行上皮」と呼ばれている。
膀胱に尿がたまり細胞表面が伸展してうすくなると、皮膚のような重層扁平上皮になるが、尿が排出されて膀胱が空っぽになると、まるで腸粘膜のような多列繊毛上皮になる。
つまり、膀胱の上皮はその両極の間を行ったり来たりすることから「移行上皮」と呼ばれているわけだ。

そう、膀胱は粘膜質であり、そのため酸素不足の影響を受けやすい。酸素が不足しがちであるということは、そのままイコール、癌になりやすい、と解釈してもらってかまわない。
このことは、逆を考えてみればわかるだろう。たとえば「心臓癌」という病名を聞いたことがあるか?
ないだろう。in vitroでも心筋の細胞を癌化させるのは難しい。ミトコンドリアが豊富で細胞分裂しにくい心筋細胞は、癌になりようがないんだ。
しかし、粘膜はそうではない。
細胞は数日のターンオーバーで常に刷新され、細胞分裂が盛んである。また、水分の代わりに分泌液を分泌する粘膜では、特に癌にかかりやすい。

過去50年、大腸癌の増加に歯止めがかからない。かつて菜食メインの日本人には大腸癌はあり得なかった。
肉由来の糖鎖が組織の炎症および虚血を促進し、発癌を促進することがわかっている。近年の肉食ブームは、今後癌をますます増加させることだろう。
https://www.pnas.org/content/112/2/542?utm_content=bufferb1c33&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

酸素不足は、癌に限らず、様々な疾患の背景に潜んでいるものであるが、外呼吸の不足(およびこれに起因する内呼吸の不足)は、意識されないことが多い。
「呼吸が浅い」、「酸素が不足している」という自覚は、なかなか持ちにくいものである。
たとえば頭痛。低酸素が頭痛の誘因となることは、高山病の例を挙げるまでもなく、十分なエビデンスがある。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27146279
そこで、深呼吸である。丹田に意識を据えて、深く吸って、深く吐く。
これを何度か繰り返す。それだけのことで、頑固な頭痛が消退する症例がどれだけ多いことか。
頭痛は、ロキソニンで完治しない。まずは、今すぐ、深呼吸である。
それで効かないようなら、有機ゲルマニウムの出番である。
一般に、頭痛も含め、痛みは「組織の虚血」であることが多い。組織は痛みで以て存在をアピールし、相応のケアを求めているのである。
有機ゲルマニウムによって赤血球産生が亢進し、酸素が行きわたれば、痛みは自ずと解消するだろう。

さて、一口に酸素といっても、すべてが同じものではないことをご存知か。
必ずしも科学的に正確な表現ではないが、酸素には二通りある。陽極(プラス)の酸素と、陰極(マイナス)の酸素である。
かつて、未熟児を高濃度の酸素が充満する治療装置に入れ、未熟児網膜症を頻発させるという不幸な出来事があったが、これは陽極酸素の影響である。人工的な酸素はすべて、陽極であると心得よ。
一方、自然界が作り出す酸素は陰極である。森林浴をしたり、滝のそば、海辺に行ったときのすがすがしい感覚を思い出してみるがいい。あれこそが、豊かな陰極酸素のもたらす効果である。
有機ゲルマニウムの働きは、赤血球の再生を通じた酸素の供給であるが、このとき供給されるのは陰極酸素である。ここに有機ゲルマニウムの本領がある。

参考
『天の配慮: 命の源流を探る唾液イオン反応』(岡澤 美江子 大友 慶孝 共著)

有機ゲルマニウムと癌1

2020.3.3

有機ゲルマニウムが癌に有効であることは以前のブログでも何度か紹介してきた。
それでは、なぜ、効くのか?そのメカニズムは?

そもそも癌の内部およびその周辺では、血管からの距離が遠くなることと、過剰な細胞増殖が起こることによって、酸素供給が不足して、低酸素状態になっている。
実は、低酸素状態では、免疫系がうまく機能しないのである。
このことはすでに1960年代にHellström博士によって発見されていた。博士は、癌患者の体内に癌細胞とキラーT細胞が共存していることを報告し、世界を驚かせた。
一体なぜ、免疫系が癌細胞を攻撃しないのか?その機序の解明に向けて、世界中で研究が行われた。
その結果わかったことは、癌細胞の作り出す低酸素環境下においては、免疫細胞の産生するパーフォリンやグランザイムBによる障害活性、また、インターフェロンγの刺激を介する分化も、抑制されてしまう、ということである。
つまり、癌細胞周囲が阻血に陥ることで酸素濃度が低下し、結果、癌に対して免疫系が機能できず癌の増殖を許してしまう、ということが明らかになった。

このメカニズムは、そのまま、なぜ有機ゲルマニウムが癌に効くのか、の説明にもなっている。
有機ゲルマニウムは赤血球の「破壊と再生」を促進する。
古くて柔軟性を失った赤血球を破壊し、新しく柔軟性のある赤血球を生み出すことで、いわば、「血が一新」される。
採血で測定されるのは、単に赤血球の「数」に過ぎない。大事なのは、「質」(および働き)である。
赤血球が生まれ変わることは、大げさではなく、体が変わる、ということである。
柔軟性を増した赤血球は組織の奥まで酸素と栄養を届け、不要物(二酸化炭素など)を回収して行く。酸素と栄養の行き届いた組織は、その本来の働きを取り戻す。
有機ゲルマニウムの摂取によって、数えきれないほどの疾患や不調が改善するのは、偶然ではない。
結局のところ、赤血球の更新による全身の”生まれ変わり”こそ、有機ゲルマニウムの効能の核心である。

なぜこんな話になったのか?
きのう、浅井ゲルマニウム研究所の中村宜司さんからメールが届いた。
「岡澤先生を取り上げたブログを拝見しました。
岡澤先生はご存命中ですが、現役医師としての活動は数年前に引退され、現在は施設に入所されています。
心身ともにご健在で、私も年に何回か先生のところを訪問しますが、そのたびにいつも、ゲルマニウムについて熱く語ってくださいます笑」

そうだったのか。著書『天の配慮』の出版がまだ数年前と最近であるため、てっきり現役かと思っていた。
岡澤先生は著書のなかで、有機ゲルマニウムによる癌治療法を紹介している。
数十年にわたる臨床経験のなかで、無数の癌患者が有機ゲルマニウムによって健康を取り戻してきた。
当院にも癌で通院中の患者がいるため、岡澤先生の知識を生かさない手はない。
本に書いてあることをもっと掘り下げて知りたいことがあったため、中村さんに質問をした。

「岡澤先生はゲルマニウムを、経口投与はもちろん、静注でも併せて使っておられますが、何%溶液でしょうか?
有機ゲルマニウム粉末を生食に溶いて作ろうと思っているのですが、ご教示願います」

「点滴は中和液製剤でないと難しいかと思います。有機ゲルマニウムは酸性度が比較的強いため、そのままの静注はアシデミアを起こす可能性があり、危険です。
中和液製剤はかつて製薬会社に作ってもらっていましたが、今はありません」

そう、浅井一彦先生は当初、有機ゲルマニウムを癌の特効薬として売り出そうと思っておられた。
しかし様々な組織の思惑、利害関係の衝突、紆余曲折があり、現在、保険薬剤としては慢性肝炎治療薬のプロパゲルマニウム(商品名セロシオン)として収載されるところに落ち着いた。
有機ゲルマニウムが保険の効く癌治療薬として承認されず、代わりに、毒以外の何物でもない”抗癌剤”がはびこることになったことは、日本のみならず世界中の人々にとって不幸なことだった。今もその不幸は現在進行形である。
いざこざの余波を受け、静注のゲルマニウム製剤も生産中止となってしまった。
しかし、有機ゲルマニウムの購入が可能であることは、不幸中の幸いである。
中村さんに、重ねて質問をする。

「やはり、岡澤先生の本の中に、有機ゲルマニウムの経口投与で、1日60錠を2か月間継続して癌が治癒した症例の記載があります。
当院の有機ゲルマニウム粉末で換算すればどれくらいの量になりますか?」

「岡澤先生が使っておられたのはアサイゲルマニウムのカプセル製品です。ただ、大量投与については、私の立場からはコメントしづらいところがあります。
岡澤先生は自身の臨床経験にもとづいて高用量のゲルマニウムを使っておられました。それは一般の人には副作用が起き得る量でもあります。また、高用量のゲルマニウムを数週間継続するとなれば、やや高額の費用が必要になり、人によっては経済的に厳しいかもしれません。
私としては、一般の人が安心して服用頂ける目安量を提示するにとどめたいと思います。
ただ、岡澤先生は常々言っておられました。『癌は50万円で治る病気なのよ』と」

この50万円をどう見るか、ということである。
浅井一彦先生の願いは、癌患者にもっと安価に有機ゲルマニウムを届けることだった。だからこそ保険収載を目指したのだが、その試みは頓挫した。購入するとなれば、やや高額である。
僕が癌患者の立場なら、有害無益な抗癌剤など一顧だにせず、迷わず有機ゲルマニウムを購入し癌治療の一助とするが、結局、このあたりは個々人の価値観である。

次回、有機ゲルマニウムと癌の関係について、もう少し掘り下げる。

有機ゲルマニウムと妊婦

2020.3.1

「妊婦が有機ゲルマニウムを飲んでも影響ないですか?」と聞かれた。
「もちろん大丈夫です。0歳や1歳の子供さんも安心して飲めるぐらいですから、何ら問題はありません」と即答した。
この言葉は嘘ではない。嘘ではないが、科学的に正しいかといえば、そうではない。
患者は「妊婦が飲んでも大丈夫か?」と聞いている。これはつまり、「胎児に悪影響はないのか?」ということである。
これに対して「0歳児、1歳児が飲んでも問題ない」という答えは、実質、問いに対する答えになっていない。
患者は穏やかな人だったからそれ以上追及してこなかったが、むしろ納得できないのは僕のほうである。
患者から宿題を頂いた格好で、診察後、すぐに文献を探してみた。

すると、Dr.Mieko Okazawaによる症例報告(1977.10.15)があった。妊娠中有機ゲルマニウムを服用していた妊婦8症例について、全員が”完全に健康な赤ちゃん”(原文ではPERFECTLY HEALTHY BABIESと大文字)を生んだ、という。
・症例1
第1子、第2子とも病弱であり、母親自身元来虚弱であった。第3子の妊娠初期に尿糖が強陽性(++)であった。妊娠二か月目より有機ゲルマニウムの服用を開始したところ、極めて健康な男児を出産した。
・症例8
妊娠前から、虚弱と自律神経失調症の改善のため、有機ゲルマニウムを服用していた。妊娠後期に重度の嘔吐と貧血が出現し、さらに血圧上昇も見られたため、有機ゲルマニウムの経口投与に加え、有機ゲルマニウムの静注も行った。結果、お産は非常に良好であった。

なぜ、有機ゲルマニウムを服用していた妊婦には周産期異常(早産、低出生体重児、早期胎盤剥離など)が見られず、皆安産なのか。
低出生体重児がますます増える傾向にある近年、この問題には一考の価値がある。単に母体と新生児の健康のためだけではなく、一般の人にとっても有益な示唆を得られる可能性がある。

妊娠中、母体(および胎児)にとって最も必要なのは酸素である。
好気呼吸を行う生命すべてにとって酸素が重要なのはもちろんだが、なんといっても、妊娠中は食事も酸素も「二人前」必要である。酸素の重要性は、普段に倍していると考えないといけない。
こういう状況で、母体内の環境が酸性に傾いていたら、どうなるか?
酸性環境下では赤血球のヘモグロビンの酸素運搬能力が著明に低下する、というのが、生理学の教えるところである。子宮内の胎児にとっては、一本の臍帯が、文字通り”命綱”であるが、ここに酸素がろくに運ばれてこないとなっては、生命の危機そのものである。

では、なぜ、体内環境が酸性化してしまうのか?
ひとつには、精神である。ストレスや不安は、血液の酸性化を招く(逆に、血液の酸性化が不安や不穏を招く)。「笑っている人は病気にならない」という言葉は、確かに真理を含んでいる。気持ちが穏やかで、前向きであることが大事だ。
もうひとつには、食生活である。ただでさえ、農薬や添加物など、体内に様々な毒物が蓄積する現代である。妊娠前にろくすっぽ食べ物に気を遣っていなかった妊婦は、ひどいつわりによって、日頃の不摂生の代償を払うことになる。妊娠してからでも決して遅くはないから、食べ物に配慮することだ。体を酸化させる食材(粗悪な肉や脂肪酸など)は控えることが好ましい。

このように考えていくと、「有機ゲルマニウムは、妊婦さんが飲んでも安心です」どころではない。
酸素の重要性が倍加している妊婦こそ、率先して有機ゲルマニウムを摂りたい。以前のブログでも紹介したので詳述しないが、有機ゲルマニウムは赤血球の代謝亢進を促す。古くて固い赤血球にご退場願い、新しく柔らかな赤血球を生み出す(一般の採血データは古いも新しいもなく、単なる赤血球の数しか見ていない)。新鮮な赤血球が各器官に酸素を供給することで、様々な不調が一掃される。

ところで、この興味深い症例報告を書いたDr.Mieko Okazawaなる人物は、どのような人なのだろうか。症例報告したのは1977年、今から43年前のことである。今も存命中の先生だろうか。
ネットの時代である。検索してみたところ、岡澤美江子医師は98歳の今も横浜・金沢区で開業医をされている現役医師のようだ。
著書も出されていて、『天の配慮: 命の源流を探る唾液イオン反応~自然摂理は永久の真理』という本がKindle版であったので、さっそく購入した。

岡澤先生は、敗戦の雰囲気が色濃くなってきた1944年に東邦大学医学部の生化学研究室に入り、唾液の研究をしていた。
この研究を通じて、先生はひとつの着想を得た。それは「唾液とは血液である」というものである。
食事をし、それが胃腸で吸収されて血流に乗り、血液が唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)をろ過されて唾液になる。
つまり、唾液の性質(酸性アルカリ性の状態も含め)に血液の状態がモロに反映されているのだから、わざわざ採血をせずとも、唾液を調べることで体内環境を把握できるのではないか?
こうした仮説のもとに研究を進め、ついに大友慶孝氏とともに、唾液の酸化還元確認計(ORP)を開発するに至った。先生はこの機械を臨床に使って、着実に成果を上げているという。

非常におもしろいアイデアだと思った。確かに、唾液は医学的情報の宝庫だろう。これを臨床に応用する手法がすでにあったことに、驚かされた。
広く普及すればいいと思うけど、既得権益に阻まれて、なかなか難しいだろうな。
岡澤先生と有機ゲルマニウムの出会いについても書かれていた。
先生は、有機ゲルマニウムの発見者浅井一彦先生と面識があり、浅井先生から直接有機ゲルマニウムのすばらしさを教わって、自身の臨床にも使うようになったという。

長寿の医者というのは、長寿であるというだけで、その言葉の信憑性が5割増し、というところがある^^
98歳の今も現役の臨床医であり続けているというのは、やはり、この先生のアプローチ(酸・アルカリへの意識、有機ゲルマニウムの活用)は”本物”だと思うんだな。

有機ゲルマニウムと妊婦

2020.3.1

「妊婦が有機ゲルマニウムを飲んでも影響ないですか?」と聞かれた。
「もちろん大丈夫です。0歳や1歳の子供さんも安心して飲めるぐらいですから、何ら問題はありません」と即答した。
この言葉は嘘ではない。嘘ではないが、科学的に正しいかといえば、そうではない。
患者は「妊婦が飲んでも大丈夫か?」と聞いている。これはつまり、「胎児に悪影響はないのか?」ということである。
これに対して「0歳児、1歳児が飲んでも問題ない」という答えは、実質、問いに対する答えになっていない。
患者は穏やかな人だったからそれ以上追及してこなかったが、むしろ納得できないのは僕のほうである。
患者から宿題を頂いた格好で、診察後、すぐに文献を探してみた。

すると、Dr.Mieko Okazawaによる症例報告(1977.10.15)があった。妊娠中有機ゲルマニウムを服用していた妊婦8症例について、全員が”完全に健康な赤ちゃん”(原文ではPERFECTLY HEALTHY BABIESと大文字)を生んだ、という。
・症例1
第1子、第2子とも病弱であり、母親自身元来虚弱であった。第3子の妊娠初期に尿糖が強陽性(++)であった。妊娠二か月目より有機ゲルマニウムの服用を開始したところ、極めて健康な男児を出産した。
・症例8
妊娠前から、虚弱と自律神経失調症の改善のため、有機ゲルマニウムを服用していた。妊娠後期に重度の嘔吐と貧血が出現し、さらに血圧上昇も見られたため、有機ゲルマニウムの経口投与に加え、有機ゲルマニウムの静注も行った。結果、お産は非常に良好であった。

なぜ、有機ゲルマニウムを服用していた妊婦には周産期異常(早産、低出生体重児、早期胎盤剥離など)が見られず、皆安産なのか。
低出生体重児がますます増える傾向にある近年、この問題には一考の価値がある。単に母体と新生児の健康のためだけではなく、一般の人にとっても有益な示唆を得られる可能性がある。

妊娠中、母体(および胎児)にとって最も必要なのは酸素である。
好気呼吸を行う生命すべてにとって酸素が重要なのはもちろんだが、なんといっても、妊娠中は食事も酸素も「二人前」必要である。酸素の重要性は、普段に倍していると考えないといけない。
こういう状況で、母体内の環境が酸性に傾いていたら、どうなるか?
酸性環境下では赤血球のヘモグロビンの酸素運搬能力が著明に低下する、というのが、生理学の教えるところである。子宮内の胎児にとっては、一本の臍帯が、文字通り”命綱”であるが、ここに酸素がろくに運ばれてこないとなっては、生命の危機そのものである。

では、なぜ、体内環境が酸性化してしまうのか?
ひとつには、精神である。ストレスや不安は、血液の酸性化を招く(逆に、血液の酸性化が不安や不穏を招く)。「笑っている人は病気にならない」という言葉は、確かに真理を含んでいる。気持ちが穏やかで、前向きであることが大事だ。
もうひとつには、食生活である。ただでさえ、農薬や添加物など、体内に様々な毒物が蓄積する現代である。妊娠前にろくすっぽ食べ物に気を遣っていなかった妊婦は、ひどいつわりによって、日頃の不摂生の代償を払うことになる。妊娠してからでも決して遅くはないから、食べ物に配慮することだ。体を酸化させる食材(粗悪な肉や脂肪酸など)は控えることが好ましい。

このように考えていくと、「有機ゲルマニウムは、妊婦さんが飲んでも安心です」どころではない。
酸素の重要性が倍加している妊婦こそ、率先して有機ゲルマニウムを摂りたい。以前のブログでも紹介したので詳述しないが、有機ゲルマニウムは赤血球の代謝亢進を促す。古くて固い赤血球にご退場願い、新しく柔らかな赤血球を生み出す(一般の採血データは古いも新しいもなく、単なる赤血球の数しか見ていない)。新鮮な赤血球が各器官に酸素を供給することで、様々な不調が一掃される。

ところで、この興味深い症例報告を書いたDr.Mieko Okazawaなる人物は、どのような人なのだろうか。症例報告したのは1977年、今から43年前のことである。今も存命中の先生だろうか。
ネットの時代である。検索してみたところ、岡澤美江子医師は98歳の今も横浜・金沢区で開業医をされている現役医師のようだ。
著書も出されていて、『天の配慮: 命の源流を探る唾液イオン反応~自然摂理は永久の真理』という本がKindle版であったので、さっそく購入した。

岡澤先生は、敗戦の雰囲気が色濃くなってきた1944年に東邦大学医学部の生化学研究室に入り、唾液の研究をしていた。
この研究を通じて、先生はひとつの着想を得た。それは「唾液とは血液である」というものである。
食事をし、それが胃腸で吸収されて血流に乗り、血液が唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)をろ過されて唾液になる。
つまり、唾液の性質(酸性アルカリ性の状態も含め)に血液の状態がモロに反映されているのだから、わざわざ採血をせずとも、唾液を調べることで体内環境を把握できるのではないか?
こうした仮説のもとに研究を進め、ついに大友慶孝氏とともに、唾液の酸化還元確認計(ORP)を開発するに至った。先生はこの機械を臨床に使って、着実に成果を上げているという。

非常におもしろいアイデアだと思った。確かに、唾液は医学的情報の宝庫だろう。これを臨床に応用する手法がすでにあったことに、驚かされた。
広く普及すればいいと思うけど、既得権益に阻まれて、なかなか難しいだろうな。
岡澤先生と有機ゲルマニウムの出会いについても書かれていた。
先生は、有機ゲルマニウムの発見者浅井一彦先生と面識があり、浅井先生から直接有機ゲルマニウムのすばらしさを教わって、自身の臨床にも使うようになったという。

長寿の医者というのは、長寿であるというだけで、その言葉の信憑性が5割増し、というところがある^^
98歳の今も現役の臨床医であり続けているというのは、やはり、この先生のアプローチ(酸・アルカリへの意識、有機ゲルマニウムの活用)は”本物”だと思うんだな。

有機ゲルマニウムと相乗作用

2020.1.15

今日の昼食は、浅井ゲルマニウム研究所の中村宜司さんと同社営業マンの人とご一緒にさせていただいた。
食事の折、「最近、独自配合したキノコ茶(霊芝、サルノコシカケ、カバノアナタケ、ヤマブシタケ、朝鮮人参を細かく砕いたものをお茶パックに詰めたもの)を患者に勧めているところ、評判がいい」ことについて話した。
すると中村さんが、「そこに有機ゲルマニウムを併せてお勧めすると、ますます効果的かもしれません。たとえば、こんな論文があります」

『ヒメマツタケ(Agaricus blazei)熱水抽出物の、有機ゲルマニウム化合物Ge132と組み合わせたときの抗腫瘍効果』
https://www.researchgate.net/publication/281257804_Antitumor_Effect_of_a_Hot_Water_Extract_of_Agaricus_blazei_Himematsutake_Combined_with_an_Organogermanium_Compound_Ge-132
要約
ヒメマツタケ(Agaricus blazei)の子実体から得た抽出物の抗腫瘍効果を、二重移植腫瘍システム(double-grafted tumor system)で検証したところ、ヒメマツタケ抽出物は右側の原発腫瘍の成長を有意に抑制したが、左側の転移腫瘍に対しては効果を示さなかった。ヒメマツタケ抽出物を腫瘍内に注入することによる腫瘍転移抑制効果は、0.05% Ge132(ポリトランス-[(2-カルボキシエチル) ゲルマセスキオキサン])を含むエサを経口で自由摂食で与えたときに増強した。活性化マクロファージによって免疫抑制性酸性タンパク(IAP)が産生されることが発見された。ヒメマツタケ抽出物を皮下注射するとすぐに、血中IAP濃度が一時的に増加した。ヒメマツタケ抽出物とGe132を組み合わせて使うと、CD4陽性ヘルパーT細胞が体内で増加した。

「霊芝やサルノコシカケにも抗癌作用があることが知られていますが、この研究に見られるように、ヒメマツタケにも抗癌作用があります。一方、有機ゲルマニウムにも抗癌作用があります。
これらのキノコによる抗癌作用は、作用機序としては似通っています。つまり、併用しても相加作用が望めるだけですが、作用機序がまったく違う有機ゲルマニウムを併用することで、抗癌作用が相乗的に増加した可能性があります」
なるほど、おもしろい指摘だ。「違うものが協調すれば、効果が相乗的に高まる」ということか。
類似の作用機序のリガンドを併せて使っても効果は相加的(足し算)だが、違う作用機序でありながら同じ作用をもたらすリガンドを併用すれば効果が相乗的(掛け算)になる。
上記に引用した研究では、ヒメマツタケと有機ゲルマニウムの併用により抗腫瘍効果が増強することが示されたわけだけど、僕の配合したキノコ茶を有機ゲルマニウムと併用しても、抗腫瘍効果が増強する可能性はあると思う。

以前のブログに、慢性疲労症候群に有機ゲルマニウムが効く、という論文を挙げた。
http://orthomolecular.org/library/jom/1988/pdf/1988-v03n01-p029.pdf
この論文中、有機ゲルマニウムを飲んでも効かない難治症例に対して、コエンザイムQ10やDMG(ジメチルグリシン)を併せて投与することで、ほぼ全患者が改善したという。
このメカニズムは、一体どのようなものだろうか。それぞれ分子構造がまったく違うのだから、当然作用機序も違うだろう。しかし、疲労改善という共通の目的に対して、3剤は協調的に働いたようなんだ。
「有機ゲルマニウムの投与量に対して、コエンザイムQ10、DMGをどの程度の割合で使ったのか、残念ながら論文中に記載がありません。この3剤の最も有効な投与量割合を決めるためにマウス実験をするとなれば、けっこう大変です。2剤ならともかく、3剤というのはちょっと。。このあたりの数字がクリアになれば、当社としても新商品が作れそうですが」

「違うものが調和することで、単なる相加作用だけではなく、相乗的な作用が生じる」という現象は、案外あちこちにあると思うんだな。
「悟空だけでも、ピッコロだけでも、ラディッツには勝てなかったけど、二人が協力して戦うことでラディッツを倒すことができた、みたいな感じですかね」
「すいません、その比喩はちょっとわかりません」
ジェネレーションギャップは仕方ない^^;
僕も、下の世代の人が何かのたとえで『ワンピース』をネタに使っても、全然反応できません^^;

有機ゲルマニウム

2019.12.10

ネット上には有益な情報もあれば有害な情報もあって、玉石混交の様相を呈している。ある言葉を検索したとして、患者にとって有益な情報が上位に出てくるとは限らない。
グーグルは自社の検索アルゴリズムについて、人為的な操作をしていない言っているが、実際にはそうではないことがわかっている。
https://www.gizmodo.jp/2019/11/google-sure-screws-around-with-search-results-a-lot.html
さらに、業者に依頼すれば、特定の検索ワードに対して、あるサイトの順位を上位にすることもできれば下位にすることもできるという。
「ネット情報にはバイアスがかかっている可能性がある」というのは、ネットから情報を仕入れる上で前提にしておくべきだろう。

きのうの編集者さんの話。
「最近では、ネットで検索をかけても、検索上位に出てくるものはバイアスのかかったものが多いように思います。グーグルにとっては、私たちが求める類の情報のほうが、バイアスがかかっているということになるのかもしれませんが。
大阪の、ある肛門科の先生が、「日本は医師免許さえとれば、何で看板を掲げても問題にならない。それで肛門科の専門医でもない人が、めちゃめちゃな痔の手術を乱発して、全国から困っている患者さんが自分のところに来る」と言っていました。
実際、その先生のところでは「手術適応」と別の医院で言われた痔の患者さんの9割は、単なる直腸便秘で、それさえ解決すれば痔も一緒に治っているとおっしゃっていました。
その手術が不要であるかどうかなんて、素人にはまったくわかりませんし、看板に「肛門科」と書いてあれば、当然肛門の専門医だと思い込んでしまいます。
その先生はネットでさまざまな情報を発信し、多くの患者さんを救っていましたが、昨年8月のグーグルのアルゴリズムの改編以降、急に患者数が減りました。不審に思って自分たちのブログを検索してみたところ、16ページ目でやっと見つかったと言ってました。今まではトップで検索できたのに。
有益な情報が広く行き渡る時代になったようですが、決してそうではないんですね。一部の人たちが恣意的に操作をして、その情報が本当に必要な人に届かなくなっている。そうなると、むしろ弊誌のような紙媒体のほうが強い面もあるかもしれません。
中村先生の書くことは、誰もが「そういうことを知りたかった」と思うような内容です。もちろん、下のネタも大歓迎ですよ^^」

個人的に、非常に迷惑しているサイトがある。あえてリンクは貼らない(みんながアクセスすると、検索順位が上がっちゃうかもしれないからね)。
そのサイトでは、有機ゲルマニウムの危険性を告発している。「科学的エビデンスのない危険なサプリであり、過去には死亡事故まで起こしたことがある」「高額な健康食品を売りつける詐欺である」などなど、好き放題書いている。
一見公平を装っているようだけど、有機ゲルマニウムの有効性を示すエビデンスについては一切触れていない。記事を書いた人は、それなりの資料集めはしているはずで、その途中で有効性のエビデンスも目にしているに違いないのに、あえて書かない。死亡事故が起こったのは二酸化ゲルマニウムによるもので有機ゲルマニウムには副作用がないことを知っているはずなのに、そこは言わない。

僕は有機ゲルマニウムがどれほど有効かを知っている。
論文を読んで知っているし、自分で毎日飲んでその良さを実感しているし、自分の患者が改善しているのを見て知っているし、浅井ゲルマニウム研究所の中村宜司さん(有機ゲルマニウム研究の第一人者)から直接話を聞いて知っている。
特に成長期の子供には非常によく効く印象を持っている。たとえばこんな症例。

4歳女児
来年幼稚園に入園するが、意思疎通の拙さを心配する母親に連れられて当院を受診した。
診察中、部屋の隅の竹炭(空気清浄のために置いてる)をずっといじっていて、僕が呼びかけても振り向こうともしなかった。
「こんな具合です。人に対する興味自体が乏しいっていうのかな。幼稚園でちゃんとやっていけるのか、心配です」
食事指導(甘いものや小麦をやめるとか)に加えて、有機ゲルマニウム、ビタミンD、Kを勧めた。
1ヶ月後の来院時、別人のようだった。僕のほうを見て、問いかけにちゃんと答える。キーボードに向かってパチパチ字を打つ僕のほうに来て、パソコン画面を覗き込む。人に対する興味が出ているようだ。
「すごい変わったと思います。本の読み聞かせをしても、これまでは、心ここにあらず、という感じだったのが、しっかり反応してくれます」
集中力やコミュニケーション能力の向上は明らかだ。そう、有機ゲルマニウムはこういう奇跡を起こす。
もちろん、有機ゲルマニウムの効果だけではないだろう。小麦やお菓子をやめたことで、腸の炎症が治まって、栄養の吸収がよくなった、という面はあるに決まっている。しかしそれだけでは、こんなに急激な改善は見られなかったのではないかと思う。

さらに言うと、有機ゲルマニウムの安全性については、公的機関から確認されている。今年の11月、有機ゲルマニウムは、日本健康・栄養食品協会の「安全性自主点検認証登録制度」に合格した。要するに、厚労省にお墨付きをもらったわけだ。
https://m.facebook.com/asaigermanium/

こんなに安全で、効果の高い有機ゲルマニウムだから、僕も自分の患者に安心して勧められるんだけど、、、
ときどき、僕の思いが伝わらないことがある。事前にネットで「有機ゲルマニウムがいかに危険なしろものか」のサイトを読んだ患者は、僕のオススメを拒絶する。
こういう患者に初めて出会ったとき、最初は妙に思ったものだけど、今ならわかる。勉強熱心で、医者の言いなりにならず、「自分の口に入れるものは、自分で納得したものだけにしたい」という人だから、すごくちゃんとした患者なんだな。
ただ、その勉強するソースがね。。。
「有機ゲルマニウムは危険なんだ」って固く信じていて、一度偏見に染まった人に考えを改めてもらうのは難しい。
なんともやりきれない気持ちだけど、納得できない人がしぶしぶ飲んでも、それこそ逆プラセボ効果(ノシーボ効果)で無意味だから、こういう人にはあえて勧めない。
もったいない話だけどね。

有機ゲルマニウムと美肌

2019.11.14

医者の仕事は、ざっと三通りに大別できる。臨床、研究、教育の三つだ。
『臨床』はベッドサイドあるいは診察室で患者を相手にする仕事。普通、特にことわりなく医者というときは、臨床医のことを指す。
細胞や動物を使っていろんな実験をしたり、というのは『研究』で、新しい医学的知見は多くの場合、ここから生み出されている。
『教育』は医学生や研修医、看護学生、ときには他学部の学生などに医学知識を教える仕事。

医者は、子供のときからそれなりに勉強して厳しい受験倍率をくぐり抜けてきているせいか、そもそも勉強することが苦じゃない人が多いんだ。
学ぶことが好き、というのは、医者にとって必須の素質だ。いや、正確には、学生のときに身につけたような大昔の知識でもやっていけないことはないんだけど、インターネットがあって医学的知識が医者の独占物じゃなくなった今の時代、勉強しない医者は患者に見放される可能性が高い。患者に見放されたって、勤務医なら問題なく生活していけるだろう。しかし古い知識でやっている開業医は、相当しんどい時代が来るような気がする。
医学の進歩とともに知識のアップデートが常に必要だから、医者は一生勉強なんよ^^;
そういう職業柄のせいか、人にものを教えるのが好き、という医者も多いと思う。
To teach is to learn.教えることと学ぶことは反対語のようでいて、実は同義語なんだ。こういう医者は大学病院に向いている。

僕は本来、性格的には大学病院向きだと思う。教えることが好きだし、黙々と試行錯誤する研究畑にも憧れる。
臨床現場は目の前の患者と一対一の真剣勝負で、やりがいはもちろんある。でも、そういうふうに一人一人の患者と向き合い治療に当たっても、僕個人ができることは限られている。それよりは、研究に従事して、何か画期的な方法論を編み出すほうが、多くの人を救えるのではないか。たとえば、ホッファーは臨床医であると同時に研究者でもあって、治験を通じてナイアシンの様々な有効性を発見した。彼の功績がどれほど多くの病める人を救ったことか。
しかし、教えることが好きといっても、今の医学部教育で行われているような、患者を救えない知識、それどころか有害無益な知識を広めることになんて、加担したくない。
研究がやりたいといっても、製薬会社の利益に貢献するだけの研究しかできないのなら、そんなのはごめんだ。
教育にせよ研究にせよ、本当に患者のためになることがしたい。

先日、浅井ゲルマニウム研究所の中村宜司さんの研究チームが、また新たな論文を出された。そう、僕がやりたいのは、こういう研究なんだ。
その新たな知見を世に提出することで、ひとつ、世の中が明るくなる。圧倒的な情報の洪水のなか、それはごくささやかな情報のひとつでしかないけれど、それでも、そのひとつ分だけ、世界がよくなる。
今から研究の道に進むのは難しいけど、せめて、そういう情報発信者ではありたいと思うんだな。

『有機ゲルマニウム化合物THGPはメラニン合成を抑制する』
https://www.mdpi.com/1422-0067/20/19/4785
有機ゲルマニウム化合物3-(三水酸化ゲルミル)プロパン酸(THGP)には様々な生物学的活性がある。以前我々は、THGPがcis-diol構造と複合体を形成することを報告した。L-3,4-二水酸化フェニルアラニン(L-DOPA;メラニンの前駆体)は自身のカテコール骨格のなかにcis-diol 構造を含んでおり、過剰なメラニン産生によって皮膚の黒ずみやシミが生じる。そのため、化粧品業界ではメラニン産生を抑制する物質の研究が精力的行われている。
本研究で我々は、キノコチロシナーゼ(チロシン分解酵素)とB16 4A5メラノーマ細胞を用いて、THGPがL-DOPAとの複合体形成を通じてメラニン合成を抑制するかどうかを調べた。
THGPがL-DOPAに作用する能力を1H-NMRによって分析し、THGP(およびコウジ酸)のメラニン合成に対する影響を調べた。
さらに、THGPの細胞毒性、チロシナーゼ活性、遺伝子発現に対する影響も調べた。
その結果、THGPはL-DOPA(cis-diol構造を持つメラニン前駆体)に作用していることがわかった。
さらに、THGPはメラニン合成を抑制し、コウジ酸と相乗作用すること、しかもチロシナーゼ活性や遺伝子発現には影響しないこともわかった。
これらの結果は、THGPがメラニン合成を阻害する有用な基質であること、また、THGPの効果はコウジ酸との併用で増強されることを示している。

一般の医学部教育でも、
フェニルアラニン→チロシン→L-DOPA→ドーパミン→ノルアドレナリン→アドレナリン
という代謝経路は学ぶ。
栄養療法を学んでいる人なら、このカスケードを見れば、ホッファーの功績を思い出す。つまり、「ドーパノクロムやアドレノクロム(ドーパミンやアドレナリンの酸化物)には催幻覚性があって、統合失調症の幻覚・妄想はこれらの物質の作用である。また、これらには細胞分裂抑制作用があるため、統合失調症患者はめったに癌にならない。ドーパミンやアドレナリンの酸化を防ぐために、ビタミンCを摂りましょう」
そういう文脈でこの代謝経路を見ることはあるけど、L-DOPAがシミの原因でウンヌン、という話はどちらかというと美容系の話で、僕にはなじみが薄いので、この論文は新鮮だった。
コウジ酸と有機ゲルマニウムの併用によって、L-DOPAの悪影響をブロックできるのなら、両者は美肌のためのみならず、統合失調症にも有効ではないか。
僕が研究者なら、こんなふうに、検証してみたい仮説はたくさんあるんだけどなぁ。

知能と有機ゲルマニウム

2019.10.11

40代女性。3歳の娘を連れて来院した。
「知的障害というわけでもないと思うんですけど、言葉が遅いです。もう4歳になろうかというのに、まだ自分の名前が言えません。
偏食で、食べる量も少ないと思います。お菓子はよく食べるんですけど。
小児科の先生に尿路奇形があると指摘されました。そのせいで尿路感染症にかかりやすいようで、毎日バクタ(抗生剤)を飲んでいます。主治医には『もう少し大きくなったら手術しましょう』と言われています。
何かと病気がちで、一回風邪をひいたらずいぶん長引きます。
夜は寝つきが悪くてなかなか寝てくれないし、寝起きも悪いです。
ここのクリニックは、普通の病院と違って、サプリとかで治してくれるんですよね?
この子に何かお勧めのサプリはありますか?
あと、私も最近何かと調子が悪くて。疲れやすくて、気分の波が激しいです。
仕事は何とかできてますけど、一日が終わるとヘトヘトになります。疲れ切ってるのになかなか寝つけないので、お酒で寝ています。食欲も落ちてます。
私にも何かお勧めのサプリを教えてください」

ふむー、なかなか手強そうなお母さんだ。
「サプリね、もちろんお勧めできますけど、まず何よりも、食事が基本ですからね」と食事指導から始める。
さて、その上でさらにサプリを、ということになれば、何を勧めるか。
採血して栄養状態を把握することが大きなヒントになるけど、お母さんの採血はともかく、三つ四つの子供の採血は気がひける。小児の採血は難しくて、大泣きすることは見えている。この世に一人、また新たな白衣高血圧患者を作るのもなぁ。
採血は別にマストじゃない。問診だけでおおよその”当たり”はつけられるものだ。

・風邪や尿路感染症など、免疫系が弱そうなので、とりあえずビタミンCは最優先で使いたい。

・バクタを使っているということは、腸内細菌は大きなダメージを受けていて、ビタミン産生菌など有用な菌種も大幅に減少しているはず。特にバクタは葉酸の代謝プロセスを阻害することで抗菌性を発揮する。特に葉酸を補う、という形でもいいが、お菓子の多食もあいまってB群全体が不足しているはずだから、天然由来のビタミンB群のサプリを使おう。

・『子供の健全な成長には脂溶性ビタミン』というのがプライス博士の教えだ。特にプライス流は「ビタミンK推し」だ。抗生剤で腸内細菌がダメになっているから自前のK産生が落ちているだろうし、偏食で納豆なんて食べない子だから、Kを補うのはプラスになるだろう。

・『脂溶性ビタミンは協調して働く』という原則もある。Kと一緒に使うなら、断然Dがいい。知的成長にも有益だろう。さらにいうと、脂溶性ビタミンは粉末錠剤よりは液体かジェルカプセルが吸収がいいから、この点も配慮する。

・最後に、忘れちゃいけないのが、有機ゲルマニウム。
以前紹介したように、有機ゲルマニウムが脳神経系の障害(運動障害、てんかん、知的障害など)に効果があることにはエビデンスがあるし、僕も自分の患者でこの効果を確認している。
ADHD傾向のある小学生男児に有機ゲルマニウムやタラの肝油などの知的成長を促進する栄養素を使ったところ、授業中の問題行動がなくなり成績が伸びた。
さらにいうと、この男児は顔つきまで男前になった。口呼吸でポカンとした表情がなくなって、鼻呼吸になって口元が引き締まったし、目力というのか、目元に知性が漂うようになった。

さて、お母さんには何を勧めようか。
・疲労の極みにありながら、眠れない。ストレスによる交感神経の過剰興奮だ。CBDオイルでゆっくり休めるようになるだろう。
・仕事でずっとインドアで日光に当たらないということは、血中ビタミンD濃度も低いはずだから、D/Kもお勧め。
・交感神経優位に起因する代謝低下があるから、赤血球の「破壊と創造」もうまくいっていないはず。疲労感はここが原因だと踏んで、有機ゲルマニウムも勧めよう。子供さんにお出しするのを、お母さんも一緒に摂るといい。食間に、耳かき一杯程度のごく少量でいいからね。
・寝るために酒を飲み始めたとなると、かなり危うい。アルコールの代謝プロセスで消耗するビタミンB1を、ベンフォチアミンで補おう。

さて、1ヶ月後。
来院したお母さん、声に喜びがにじみ出ている。
「娘が急にしゃべるようになりました。言葉が一気に増えた印象です。もちろん、自分の名前も言えるようになりました。
食べる量が増えたし、寝つきもよくなりました。
前回来院したとき以後、バクタをあまり使わないようにしています。それなのに調子がいいです。いつも風邪をしょっちゅうひいてるのに、この1ヶ月はひいていません。
私の調子もいいです。
よく寝れるようになったし、疲れやすさも前ほどではありません。
でも、何より一番驚いたのは、お酒をそんなに飲みたいと思わなくなったこと。お酒は好きなほうだから、会社の飲み会では、同僚にも驚かれるぐらい飲みます。
そんな私なんですけど、最初の乾杯でビールを1杯飲めば『もういいかな』って思うんです。飲もうと思えば飲める。でも、もういいかなって。
不思議です。成人してお酒を飲み始めて以後、こんな感覚になったことはありません。飲むとなったら、飲み疲れるまで飲む、というのが私のスタイルですから。
私、どうしちゃったんだろう、って心配になったくらいです笑」

やはり、と確信を深めた。子供の知的発達には有機ゲルマニウムがてきめんに効く。
お母さんの言葉「バクタを使ってないのに、調子がいい」は論理的に誤りで、正しくは「バクタを使ってないから、調子がいい」である。尿路感染症予防という大義のために、腸内細菌にも大打撃を与える抗生剤は、長く飲み続ける薬じゃない。抗生剤の使用頻度を減らし、それに伴って腸内細菌叢が回復したことで、腸で自前のビタミン産生ができるようになったのだろう。
お母さんに見られた飲酒欲求の消失は、CBDオイルによる衝動性の抑制効果によるところが大きいか。
おおむね想定内の回復ではあるけど、こんなふうに実地に喜びの声を聞くと、やっぱりうれしいな。