どの医者でもいいから捕まえて、「マイコプラズマってどういう病気を起こしますか?」と聞いてみるといい。
捕まえたのが整形外科医なら「うーん、学生のときに勉強して以来そういう知識はご無沙汰で、もうすっかり忘れちゃったなぁ」と遠い目で言うだろう^^
捕まえたのが消化器内科医なら、かろうじて「肺炎かなぁ」くらいの答えは絞り出すはずだ。自戒を込めて言うけど、医者なんて、自分の専門以外の知識はすっかり忘れているものだよ^^
しかし捕まえたのが呼吸器内科の先生なら、もうちょっと気の利いた答えが返ってくるかもしれない。「マイコプラズマは肺炎の起炎菌のひとつです。特徴としては、痰を伴わない乾咳ですね。風邪様症状と同時に、下痢などの消化器症状を併発することもあります。一応細菌に分類されていますが細胞壁がなく、自前のエネルギー産生系を持ちません。しかもサイズが細菌よりはるかに小さくてナノのオーダーで、かといってウイルスかというとそうではありません」

そう、細菌のようでもあればウイルスのようでもあり、同時にどちらでもない。
現代医学がCWDs(あるいはソマチッド)の概念を認めていれば、「マイコプラズマはCWDsそのものじゃないか」となって、病気の本質をより深く、統一的に把握できるのだが、パスツール医学(『病因は外部にあり』)に囚われた現代医学が、いまさらCWDsを認めることはないだろう。
もう医者に妙な期待をするのはやめておくことだ。本当の知識を仕入れて、我が身は自分で守るようにしよう。

マイコプラズマが関わっている病気は、何も肺炎に限らない。というか、あらゆる慢性疾患(自己免疫疾患、炎症性疾患、癌、慢性疲労症候群など)に関係している。呼吸器内科の先生でさえ、案外このことを知らない。マイコプラズマは、すべての診療科の疾患に関与していると言っても過言ではない。
これは何も特殊な主張ではない。一般的な医学もこの可能性を認めている。論文を挙げればキリがないが、あえて一部を列挙すると、、、
『炎症性腸疾患とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11713965
『クローン病とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11872112
『ムズムズ脚症候群とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15301831
『心筋梗塞とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12528760
『脳神経障害、脊髄神経根障害、筋炎とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/116630
『関節リウマチとマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10402069
『多発性関節炎とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3128197
『炎症性疾患、癌とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9716980
『癌とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11819772
『心炎とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3083673
『神経疾患とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC490708/
『神経症状とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11170938
『脳卒中とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3614676
『多発性神経根炎、脳幹脳炎とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12220390
『脳幹脳炎とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14676065
『不明熱とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7149873
『胆汁うっ滞性肝硬変とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC149592/
『肺外疾患とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6433568
『横紋筋融解症とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10654971
『腎炎とマイコプラズマ』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10100287

さすがにこれらの論文すべてを訳すことはしません^^;
ただわかって欲しいのは、「病原性を持ったCWDs(マイコプラズマ)が万病のもと」というライフやネサンの主張を、主流派医学(少なくとも研究部門)も認識し始めている、ということだ。
しかしかえすがえすも悲しいのは、現代医学がパスツールの呪縛から逃れられず、「体内環境の悪化によってCWDsが病原性マイコプラズマに変化した」つまり「病気は体の内側から来る」という説を決して認めないことである。
それどころか、上記のような知見に対して「ほう!リウマチにも細菌(マイコプラズマ)感染という側面があるのか!真の原因見つけたり!」となって、マクロライド系やテトラサイクリン系などの抗生剤を投与したりすることにもなりかねない(さすがにβラクタム系を使う医者はいない(はず)。細胞壁がないから)。
もっと話がややこしくなるのは、こういうマクロライド系の投与によって、一瞬確かに症状が改善し得ることだ。
たとえば、アトピー性皮膚炎の背景にも当然CWDsが絡んでいる。そこにタクロリムス(23員環マクロライド)を投与すると、改善する可能性は確かにある。悪化した体内環境の清掃に努めるCWDsがマクロライド系によって追い出される格好になるからだ。しかしこれは、決して治癒ではない。単なる「掃除の中断」である。体内環境の根本的な改善(これについてはまたいずれ説明します)に取り組まない限り、真の治癒があろうはずがない。

参考
“Proof for the cancer-fungus connection”(James Yoseph 著)