水道水には殺菌のために塩素が添加されている。
塩素が細菌の細胞壁(および細胞膜)を酸化することで殺菌作用が発揮されるわけだが、この作用は菌に対してだけではなく、血中のCWDsにも発揮される。

これは菌糸を伸ばした真菌の図。
マイコプラズマ(CWDs)も体内でちょうどこれと同じような形態をとる。もちろんそれは、好ましくない兆候である。
エンダーラインは、マイコプラズマが細長く菌糸を伸ばし始めると、次に血球成分の凝集が始まることを観察している。つまり、脳卒中や心筋梗塞の前兆ということだ。

CWDsは、真菌と同じように、低酸素(嫌気的)かつ酸性の液体のなかで最もよく成長し、毒素(スタチン様物質)を作る。
見た目もふるまいも、まったく真菌そのものである。ただ違いといえば、CWDsは体液中を循環し、真菌は外界でも生存できることだけである。
スタチン製剤の投与によって起こる症状(癌を含めた様々な慢性疾患)は、当然CWDsによっても起こり得る。まず、原因をこのように見据え、次に治療に取り組むことである。

現代医学において、今なおパスツールの権威は絶対的である。
CWDsが最初に発見されたのは今から百年以上前のことであるが、パスツールの影響下にある医学会は、これを完全に黙殺した。
なるほど、パスツールの仕事は説得力があった。彼はビールやワインの醸造、牛乳の発酵に微生物が必要であることを、誰の目にもわかりやすく実証した。
「このように外部の菌が穀物をむしばむように、病気も外部の菌が我々の体をむしばむことで発症するのだ」と彼は着想し、さらに「外部の菌を殺菌(パスチャライゼーション)することで病気を防ぐことができる」という考えに至った。
「同じ菌に曝露したとしても、ほとんどの人には無害であり、発症するのはごく一部の人だけではないか」という指摘に対して、パスツールは口をつぐんだ。
牛乳瓶のなかで微生物が発酵を起こす。これと同じ現象が、我々人間の体のなかでも起こり得るという可能性を、彼は認めなかった。
同時代の学者アントワーヌ・ベシャンは、パスツールの絶対的権威を崇拝せず、パスツール本人にも物怖じせずに言った。
「人間は、病気にかかるのではありません。自らのうちに病気を作り上げるのです。つまり、重要なのは細菌ではなく、我々の内部環境です」と。こうしてベシャンは「外部の菌こそが病気の根源である」とするパスツールと真っ向から対立していた。
パスツールは『細菌学の父』である。すでに生前からその名声は高く、世界中に聞こえていた。自分の仕事が後世に語り継がれる不滅のものであることを、彼は知っていた。
パスツールは決してバカではなかった。ベシャンの指摘の正当性にも気付いていた。しかし、彼はなかば意地になっていた。「自説が間違っていることなど、あるはずがないし、あってはならない」
しかしそのパスツールも、ついに死の病床で、ベシャンの正しさを認めたのだった。「細菌は何でもなかった。体こそがすべてだった」(“the germ is nothing, the terrain is everything.”)
世界の医学にとって不幸だったことは、この変説が死の直前だったことである。
世界は、彼の変説を知らないまま、「細菌こそは諸悪の根源」とするパスツール説に舵を切った。
細菌恐怖症患者の大群を作り出し、医者はこれでもかと殺菌(pasteurize)し、殺菌(sanitize)し、殺菌(sterilize)し、殺菌(immunize)しまくっている。
それでも、奇妙な疾患(癌、自己免疫疾患、慢性変性疾患)の増加はとどまるところを知らない。それどころか、状況はむしろ悪化しているよう。
実際2008年の統計によると、癌の発生率はアフリカ(パスツール主義に毒されていない)で5%、イギリスで27%である。
http://www.medicinacomplementar.com.br/biblioteca/pdfs/Biomolecular/mb-0464.pdf

パスチャライゼーションによって、ビタミンCなどの熱に弱い抗酸化物質はすべて破壊される。
しかも、食品中に含まれる一般的なマイコトキシン(カビ毒)は、パスチャライゼーションをしても破壊されない。ある種のカビ毒はビタミンCによって無毒化されることを考えると、パスチャライゼーションはときに有害無益である。
穀物に有毒な真菌が付着し(これは生育中にも保存中にも起こり得る)、乳牛がこれを食べる。ビタミンCの豊富な、しかし同時にカビ毒にも汚染された穀物を、である。
ビタミンCもカビ毒も乳牛の血中に移行し、赤い血液が乳腺細胞でろ過されて、白いミルクとなる。当然、牛乳の中にはビタミンCとカビ毒、両方が含まれている。
しかし、パスチャライゼーションによってビタミンCはすべて破壊されるが、カビ毒はそのまま残存することになる。

現代酪農の惨状は、こればかりではない。
遺伝子組み換え飼料、ホルモン剤、抗生剤によって、乳牛の血液汚染はますます進んでいる。結果、牛乳中に多量のカビ毒が混入することになる。

以前のブログで、スタチンによって前立腺癌や卵巣癌、乳癌が増加すると書いたが、実は牛乳も同じである。疫学研究で、牛乳の摂取量は前立腺癌、乳癌、卵巣癌、肺癌との相関が示唆されている。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25314053
論文では、乳糖不耐症のせいで癌が増えたとしていて、牛乳中のカビ毒のことには言及がない。
しかし、牛乳中のカビ毒が、スタチンと同じ作用(コレステロールおよびその他のイソプレノイドの産生低下と性腺細胞の癌化促進)を発揮したと考えるほうが、現象をクリアにとらえられると思う。

「牛乳が体に悪いことはわかった。でも牛乳が好きだから、飲みたい」という人は、いっそヤギを買えば(飼えば)いいんじゃないかな。

一頭8万円で、カビ毒を含まずビタミンCたっぷりのヤギミルクが、好きなときに飲めます^^でも飼うスペースがなければ、現実的ではないね。
しかし大げさではなく、現代はこれくらいのことをしないと、自分たちの健康を自分で守れなくなっている。
とりあえず、学校給食からカビ毒まみれの牛乳をやめさせること。これだけでも、成長期の子供への健康被害を減らせるだろう。

参考
“Proof for the cancer-fungus connection”(James Yoseph著)