足の痛みやしびれに悩んでいて長らく整形外科に通っている、という人は多い。
整形外科のお客さんはほとんどが高齢者だろう。
で、彼らがどういう治療を受けているかといえば、鎮痛薬の処方や注射ばかり。
治しているんじゃない。単に痛みを紛らわせているだけだ。
先生からは「ほら、このCT画像を見てごらん。L5近辺に脊柱管狭窄症があるだろう。それが原因で坐骨神経痛が起こってるんだ。薬でだましだましやっていくしかないね。それが嫌なら手術という手もあるけど」みたいなことを言われている。

「違います。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因で痛みが起こるのではありません。
そもそも神経は、圧迫に対して、非常にタフなんです。本当に強く絞扼すれば、麻痺が生じますが、痛みが生じることはありません。関節の老化、椎間板や軟骨の変性によって痛みが生じることはあり得ないんです」
確信のこもった言葉。
医者ではないが、自身の経営するサロンでこれまで疼痛を訴える無数のクライアントに施術を行い、症状を改善させてきた。
実績が、言葉に重みを与えている。
では、どうして痛みが生じるのでしょうか。
「慢性的な痛みは、筋筋膜性症候群(MPS)によるものです。神経の問題というよりは、筋肉の問題です。筋肉に痛み物質が蓄積し、強張っていることが原因です。
だから、筋肉のロックを解除し、血流を改善させてやれば、症状は軽快します」

この考え方に基づいた医療を行う整形外科医もいる。
たとえばこの先生。加茂淳先生という開業医の先生だ。
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/
僕が医学部で学んだことと全然違うことが書かれいてる。
医学部で行われる内科や精神科の教育がいかにデタラメかということは、身を以て知っている。
しかし、整形外科も同じようなものだということは、僕とは畑違いの科ということもあって、全然知らなかった。

このグラフ、上記先生のページに載ってるんだけど、、
ヘルニアを治すためにせっかく手術しても、半年もすれば予後はほとんど変わらないっていうんだから、衝撃的だ。
しかし、手術して少しよくなる人もいるけど、これはなぜなのか。
「手術時の麻酔によって、筋肉の緊張が緩和されるから。また、手術を行ったこと自体による儀式的作用、一種のプラセボ効果によるものだろう」
という説もおもしろい。

ホッファーやソールも、整形外科的な疾患については、あまり詳しく書いてないんだよね。
ホッファーの論文に、カウフマンがナイアシンの大量投与を用いて多くの関節炎患者を救ったことは紹介されている。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1831040/
ソールも、自身の運営するホームページdoctor yourself.comで腰痛や坐骨神経痛に対するオーソモレキュラー的アプローチのことを書いているけど、痛みの原因については従来通りの説(神経の圧迫によって痛みが引き起こされる)に立っている。
http://www.doctoryourself.com/stenosis.html
記事中、基本的にはビタミンCを推しまくってるけど、あえて他のビタミンもとるなら、という感じで、B12、D、E、セレン、オメガ3系脂肪酸の摂取も勧めている。
抗酸化、抗炎症を意図したビタミンだから、筋肉にブラジキニンのような発痛物質が蓄積していて炎症を起こしている場合、当然これらのビタミンは効果を発揮するだろう。
やはり、整形外科的な疾患に対してもビタミンが有効ということだ。
これは、一部の病院にとっては、極めて不都合な真実だと思う。
整形外科のオペが病院の稼ぎ頭、っていう病院はたくさんあるからね。手術だけじゃなくて一生患者として通院してくれるわけで、病院にとってはまさに『固定資産』なんだ。こういうせっかくのお客さんが、ビタミンで治ってもらっちゃたまらない、というのが正直なところだろう。
整形外科疾患で長らく通院中という人は、ビタミンC、ナイアシンアミドあたりから始めてみるといい。整形外科かビタミンか、の二択ではなく、ひとまずは併用してみよう。