プラスチックは石油からできるが、廃プラスチックのほとんどは焼却処分されている。
これをもう一度石油に戻すことができれば、どうなるか。
ゴミの山は「宝の山」となり、ゴミ処理問題の過半は解決されることだろう。
この夢のような技術を開発したのが、倉田大嗣氏である。

氏の『水を燃やす技術』を読了した。
著者は生前、マスコミや学会からひどいバッシングを受けた。
しかし彼の著書を読めば、彼が大衆をだます詐欺師だったのか、世間に不当に冷遇された科学者だったのか、どちらが本当なのかはおのずと分かる。

早熟の天才だった。
17歳のときにアインシュタインの相対性理論にはスピンの概念が欠けていることに気付いた。アメリカの大学で学び、「一般共変な統一場理論」の構築に成功した。
理論構築のみならず、非線形電磁気学と統一場理論を駆使した工学的技術の開発に成功し、一部はプラント技術にまで高めた。
島根県安来市では「倉田式油化装置」が採用され、プラスチックのリサイクルが実際に行われていた。
関西アーバン銀行は倉田氏の技術の将来性に着目し、神戸市東灘区にプラントを建設する資金として20億円の投資をした。

行政を動かしたり、銀行から多額の資金を調達したり、ということが、一介の詐欺師にできることなのだろうか。
本当に詐欺師だったら、それはそれですごい才能だと思う笑
ともかく、マスコミはあることないことでっちあげて、彼を攻撃した。
彼の死後には、彼の残した会社「日本量子波動科学研究所」は裁判を起こされて、多額の賠償を命じられた。(http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/719/082719_hanrei.pdf)
裁判記録によると、プラスチックの油化技術の特許はすでに外国企業(スペイン)に譲渡されているらしい。

「科学技術を生かすことで、戦争の危機、飢餓の恐怖のない、安全で平和な世界を作りたい。
そして、資源がないと信じられている日本が、実はエネルギー大国であることを証明したい」
熱い思いと冷静な理性、この二つを持ち合わせた稀有な天才を、マスコミは見事に葬ったわけ。彼の開発した技術も含めて、ね。

マスコミの背後にあるものは?
当然、オイルメジャーだろう。
彼らからすれば、こんな技術が普及することは断じて容認できない。
廃プラスチックがまた石油に生まれ変わってしまっては、石油の需要が減ってしまう。
「大量生産、大量消費」こそが彼らの利益の根幹だから、ここに抵触する技術は、彼ら、決して看過しない。
こうして無数の技術が潰されてきた。

スタンリー・マイヤー氏は水で走る車の開発に成功した。100リットルの水でアメリカの西海岸から東海岸まで走破したのだ。
彼は、水からエネルギーを生み出す装置の特許をとった。
「この装置を既存の車に乗せて改造すれば、ガソリンなしで車が走るようになる。しかもその改造費は、わずか1500ドルだ」とのことで、彼の地元オハイオでは大きなニュースになった。
全米のニュースでも報道され、20世紀のニコラ・テスラだと称賛された。
こんな技術が普及すれば、オイルメジャーにとっては一大事である。
1998年、スタンリー・マイヤー氏は不審な死を遂げた。氏の実験室からはデータや車が何者かによって全て奪われていた。警察は彼の死を『自殺』と断定した。

日本では、鹿児島のベンチャー企業が発明した水で走る車がNHKのニュースでも放送されたが、その後ぱったりと消息がなくなり、NHKの映像も動画サイトから消えた。
その後、同じような装置で、大阪のGenepaxという企業がマスコミをあつめて、水で走る車の公開実験をして世界中に公開した。
この会社は自社の技術を特許出願するなど、開発に尽力したが、なぜかその後、潰れた。
会社のホームページには「私たちの力が及ばず、世に出すことができませんでした」と謝罪が掲載されたが、今はそのホームページ自体、閉鎖された。

人々の幸福に真に貢献し、世界を本当に良くする技術は、消されてしまう。
ウソのような本当の話。
怖い。
世界をより良くしたい熱意も、僕らを裏で支配する闇の力の手にかかれば、あっというまに潰されてしまうんだから。
どんな怪談よりも怖い。
本当に怖いのは、やっぱり人間だ。

個人的な話。
3・11みたいなことがあったんだから、僕はこの国から原発がなくなると思っていた。
あれだけの大事故を経験したんだから、「こんな地震大国で、原子力発電所なんてとても無理だ」となるのは必然だろう、と。
ところが、国は原発をやめようとしない。何としても再稼働しようとしている(そして現在、9基の原発が稼働している)。
狂っている。
もはやつける薬がない。
もうこんな国、知らねえよ。
黙って、さっさと、日本を出よう。真剣にそう思っていた。
いろいろとネットで調べた末、どうしてもこの国を出られないと悟ったとき、腹を据えて、この国に住み続けようと決意した。
そして同時に、この国で医者を続けるからには、開業して自分の居を構えよう、そして自分のやりたい医療をしよう、とも。

日本量子波動科学研究所、とネットで検索すると、会社の情報が出てくる。
記載のメールアドレスにメールを送ったが、届かない。
思い切って電話してみたところ、「おかけになった番号は現在使われておりません」。
住所は分かっている。神戸市東灘。遠くはない。よし、直接出向いてみよう。
会社から最寄りの阪神電車深江駅で降りて、そこからはネットの地図を見ながら、徒歩で向かった。
着いてみると、看板の名前が違う。
受付の女性、「日本量子波動科学研究所?存じ上げません」
ほら、この住所、見てください、とiPhoneの画面を見せる。
「確かにこの住所ですね。少々お待ちください」と席をはずし、しばらくして戻ってきて、
「当社は4年前からここに入っていますが、その以前にあった会社ですね。現在は倒産したようです」

東灘にあるプラントを見ようと思って来たのだった。倉田氏の熱い思いの遺産を拝むことができれば、と。
しかしもはや、会社自体が潰れていたのだった。
願いは叶わず、徒労のまま帰ることとなった。

マスコミで報じられない巨大な裏の力がある。
倉田氏の志を継ぐこの会社を潰したのも、そうした力だろう。
原発をやめることができないのも、政治家が無能だからというよりは、同様の力が背後で動いているからだろう。
医療の分野でも同様で、本当に人々を癒す技術は、一部勢力により闇に葬られている。
僕はそれに反抗しよう。
スタンダードな医療からは見向きもされない栄養療法を使って、病める人に真の治癒を提供しよう。
それが僕なりの戦いです。すごくささやかなものだけどね^^;