以前挙げたブログを再掲する。
去年の9月頃に一度公開したものの、思うところがあって、すぐ非公開にしたのだが、やはり公開しよう。

↓再掲

「ブログの有料化に興味はありませんか。先生のブログは、人から十分お金をとれるクォリティだと思います」
そう言ってもらえるのは光栄です。でも僕はパソコン音痴で、課金の手続きとかややこしそうなので、別にいいかなって、、、
「先生、どういうフォーマットで文章書いてますか。ああ、WordPressですか。だったらすごく簡単です。PayPal のアカウントとプラグインがあればすぐにできます。あるいはnoteの有料記事に誘導する手もありますし」
うーん、まぁ別にブログでお金もうけしようとは思ってないんですね。
小銭程度の金が入ってくる程度なら、無料でたくさんの人に読んでもらったほうがいい、とも思いますし。
「小銭程度、になるかどうかはやってみないとわかりません。たとえば月額1000円で読者が100人なら、月10万円。まぁ先生にとっては小銭かもしれません。
しかし読者が千人なら?1万人なら?ちょっと、小銭とは言いにくい額だと思いませんか?
もっと言うと、先生の更新頻度で、かつ、あのクオリティなら、月額1000円は破格です。もっと低い更新頻度でもっと高い購読料をとっているブロガーは山ほどいます」
うーん、いや、金をとるってなると、プレッシャーなんですよ。
僕の記事すべてが有益な医療情報かっていうと全然そうじゃありません。しょうむない、アホみたいなことを書くこともある。
でも金をとりだしたら、僕のほうで妙に緊張してしまって、そういうの、書けなくなってしまいそうです。
「いや、私、先生のブログはほぼすべて読んでますけど、医学的記事以外のほうがむしろおもしろいです」
うわー、複雑やわぁ、、
「いえ、これは失礼しました!どちらもおもしろいです。
先生のブログの読者は二通りいると思います。まず、自分に何らかの病気があって、その回復の手段を求めて読む人。一方、そういう実用性から離れて、先生のブログを普通の読みものとして読んでいる人。読む動機が違うんですね。
前者の人は健康になろうとして必死ですから、そういう人が求めているのは『具体的情報』です。でも後者は、エンターテイメントを求めています。そういう人の鑑賞に耐える文章を書くのは、相当難しいことですが、先生はそれに成功していると思います。
ブログで情報発信をしている医師は多いですが、後者の意味合いを満たすブログは多くありません」
そういうふうに言ってもらえるのはうれしいですけど、ブログを書く他の先生と競い合ってるわけでもないですから。
それに、個人的には『ブログを読むのにお金を払う』っていう考えに、どうしてもなじめないんですね。本を買うのならわかりますよ。手にとって触れられる、実体のある本にお金を払うのはわかります。でも、ブログですよ。ネットサーバー上のどこかに浮かぶ、実体のない文字情報に金を払うというのが、よくわかりません。
僕自身が、誰かのブログに金を払って読むということをやったことがないせいもあって、そういうの、うまくイメージできないんです。『こんなことでホンマにお金もらっちゃってええの』、みたいな。
「今やネット上にどんな情報でも出揃っていると言われますが、違います。 無意味なジャンクが山のようにあふれていますし、誤解を招くような危険な情報もあります。『本当に有益な情報を得られるのであれば、お金を払ってでも読みたい』そう考える人はたくさんいます。
また、『情報に対してお金を払う』という、そのこと自体が、読者のモチベーションを高めます。『金を払っている』というその意識が、読者と先生の両方に、いい緊張感を生みます。
先生も経験ないですか。有料の図書館や有料の自習室だと『払った分だけ、元を取らないと』という気持ちになって、集中して能率が上がります。同様に、お金を払っているブログ読者は、タダで漫然と読んでいる人に比べて、同じ情報ソースからでも、得るものが断然違います。
先生は課金収入を得て、かつ、お金を払う読者は多くの知識を得る。win-winの関係です。『こんなことでお金をもらってええんやろうか』どころではありません。しっかりもらってください。
質の高い情報を発信する人には、そうするだけの権利があります。月額の課金制にしましょう。有益な情報を垂れ流してはいけません。きっちりと読者を選別してください」

言ってることは納得できたし、妙に自尊心をくすぐられる言葉もあって、一瞬本気で有料化を考えたけど、、、
上記のような会話を公表していること自体からわかるように、月額課金制にするなんて、もちろんあり得ないよ。
なるほど、金を払う払わないで読者のモチベーションや理解力が変わることもあるだろうけど、そんなことは相手の事情だ。僕としては、「わかる人にだけ、わかればいい」。
そもそも「有益な医学情報を発信する」なんて、そんな大義を背負ってブログを書いてない。勝手な頻度で、書きたいことを書いてるだけ。だからこそ、気楽なんよねぇ。

↑再掲ここまで

最近、某氏からまたブログの有料化を勧められて、気持ちが揺れている。

なぜ、有料化しないのか。
そもそも、なんのためのブログか?
クリニックの宣伝という目的はもちろんある。でもそれだけではない。僕の情報発信が多くの人の目に触れ、そしてその情報により少しでも救われる人がいれば、という思いで、ブログを書いている。
フィードバックがないため(コメント欄などを設けていないため)、どの程度の影響があるのか、まったくわからない。
ただ、実質的な手ごたえを感じるときももちろんある。
ブログを読み、僕を頼って来院してくれる患者がいる。『安心』の編集者氏やNHK文化センターの担当者氏が声をかけてくれたのも、ブログを公開にしていたからこそだった。フリーの気軽さゆえに生じる縁も、あるに違いない。
某氏がいう。
「コロナウイルスの影響で患者数が減って、大変でしょう。こういうときに副業があれば強みですよ。
ブログを書いて収入を得ている人は世の中にたくさんいます。先生、優れた情報発信というのは、それだけで”資産”です。先生は無欲だから無料公開しておられますが、まったくもったいない話です。
ちょっとした一工夫で、換金することができます。そういうメカニズムが、ちゃんとあるんです。
先生が一年以上にわたって続けておられるブログ、これを生かさない手はありません。
たとえばnoteのマガジン機能。これを使って、たとえば『有機ゲルマニウム』について先生がこれまで書かれた記事をひとつにまとめて、パック販売すればいいんです。需要は確実にあるでしょう。
こんな具合に、各種ビタミンや栄養素について、パック販売すればどうなりますか?一財産作ることも十分に可能だと思います。
クリニックの経営がしんどいからといって、休日にバイトする必要なんてないんです。先生がすでに作り出した”眠れる資産”を、しっかり活用する。それだけでずいぶん生活にゆとりが生まれるでしょう。
勉強熱心な先生のことだから、そうして生じた余暇も、ブログの執筆にあてるだろうと思います。ますますいい循環が生まれる、というわけです。
読者から金をもらうとなれば、先生のほうにもある種の緊張感が生まれて、ブログの質も上がる。そういう効果もあろうかと思います」

答えはまだ出ていない。しかし、正直、揺れています^^;
近々、有料化するかもしれない。
ただ、某氏に一言反論したい。
僕の場合、金銭的インセンティブに比例してブログの質が上がるだなんて、絶対にあり得ない。
すでに本気でブログに取り組んでいるのだから、これ以上の本気になんて、なりようがないじゃないの。