コロナウイルスで世間がいまだに騒がしい。
学校の休校のみならず、各種イベントの中止が相次ぎ、果ては、春の選抜高校野球が中止になるなど、影響は大きい。
甲子園が中止になるのは第二次大戦のとき以来だというから、今回のコロナ騒動は「戦争並みのインパクト」ということになる。
しかし、、、
自粛傾向がやや行き過ぎのようにも思う。
本当にこれほど大騒ぎするほどのことなのだろうか。

ライブハウスのような狭い空間なら感染リスクはいくらか高いかもしれないが、青天井の甲子園球場がコロナウイルスの感染源になり得るだろうか?
学校を休校にしておきながら、空気の淀みがちなパチンコ屋の営業を放置しているのは、矛盾していないか?
いろいろと疑問に思うところはある。
ネットで拾ったこの画像。

コロナウイルスで亡くなった人を茶化しているようで申し訳ないけど、統計的な事実として、現時点では、コロナウイルスによる死者数は、餅以下、である。

日本ばかりではない。目線を世界に転じても同様のことが言える。やはり、拾った画像。

感染症による1日あたりの死者数。結核やB型肝炎の方がよほど多い。

あくまで現時点、ということで、今後のことはわからない。
ただ、個人的には、そろそろ”正体”が透けて見えてきたようにも思える。
何県で何人のコロナ陽性者が出ました、というニュースはやるが、何人が回復しました、ということをマスコミは言わない。不安を煽ることで視聴率が稼げる、というのがメディアの構造だから、そのあたりを割り引いて報道を見ないといけない。

「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」という言葉がある。
現状、明日にも世界が終わろうかというほどの悲観一色で、楽観的に対処しようという姿勢が、なさすぎると思う。過度に不安になることはない。普通の健康的な生活をしていれば、かかる病気ではない。

もし不安なら、少し意識的にうがいをするといい。
上気道感染症のリスクがうがいによって軽減するかどうかについては、意外にも最近までエビデンスがなかった。「うがいで風邪が予防できる」となったところで、製薬会社の利益にならないからだろう。
うがいの有効性が初めて確認されたのは、2005年、以下の日本の報告による。
『うがいによる上気道感染症予防〜無作為試験』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16242593
18歳から65歳の健康な被験者387人を、水うがい群、ポビドンヨード(いわゆるイソジン)うがい群、特に指導せず通常通り過ごしてもらう群(対照群)の三つに無作為に振り分け、ひと冬(60日)風邪の罹患の有無をフォローした。なお、両うがい群には、1日に少なくとも3回うがいをするよう指示した。
結果、風邪の罹患率は、対照群で0.26、水うがい群で0.17、イソジン群で0.24だった。
つまり、水うがい群が一番風邪にかかりにくかった、ということ。うがいをしないよりしたほうがいいのはもちろん、変にイソジンとか使わないほうがいい。
さらに、風邪をひいた場合にも、水うがい群では、気道症状が軽症化する傾向があった。
【結論】
水でうがいするだけで風邪の予防になる。しかもタダだし、オススメ。

風邪(上気道感染症)に有効だった、という研究だが、新型コロナウイルス感染にだけは無効、と考える理由はない。当然、効くだろう。
イソジンでうがいをすると、むしろ予防効果が落ちていた、というのもおもしろい。このあたりは、常在細菌の重要性を示唆していると思う。「何でもかんでも殺菌」ではアカンのよ。

単なる水うがいではなく、どうしても一工夫したい、ということなら、塩水うがいは推奨できる。
https://albanyentandallergy.com/does-gargling-with-saltwater-really-help-a-sore-throat/
塩を入れたぬるま湯でうがいをすると、風邪によるのどの痛みが軽減し、かつ、風邪の予防効果もあった、という。
その機序は、塩水の浸透圧によるもの。高張液によってのどの粘膜細胞から水が引っ張り出されて、そこに付着する細菌やウイルスが一緒に剥がれるのではないか、という。
しかし、単なる浸透圧というなら砂糖水でも予防効果があるのでは?ツッコミたくなるが、そこはスルーしてあげよう。

コロナ騒動の影響で、一部地域でエキナセアが爆売れしているという。
たとえば以下のようなサイトが、予防に効くサプリとして、エキナセアを挙げた影響らしい。
https://examine.com/topics/coronavirus/
中程度のエビデンスとして、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、弱いエビデンスとして、ニンニク、エキナセア、エルダーベリー、アフリカゼラニウム、NAC(Nアセチルシステイン)が挙げられている。
エキナセアについては、以前のブログで風邪予防に有効として紹介したことがある。
結局、新型コロナウイルスだといっても、従来のコロナウイルス(風邪の原因ウイルスのひとつ)の亜型に過ぎないのであって、個人でできる予防としては、従来通りの風邪対策をしていれば充分だし、それ以外のことなんてできない。変に不安になっても意味がない。
仮に、だよ。仮に、新型コロナウイルスにかかっても、致死率は2〜3%とそれほど高くない。
今必要なのは、楽観的に対処するんだ、と腹を決める勇気だろうね。