【結論】どんな病気も、結局キャベツ食っときゃ治るんじゃね?、という話をします。
いろいろな食事法や栄養素の研究をしている人にとっては、身もふたもないような話です^^;

パスカルは「人間とは、考える葦である」と言ったが、医学的には「人間とは、一本のチューブである」。
口に始まり、お尻に終わる一本のチューブに、様々な物質を送り込む。噛み砕き、嚥下し、消化し、排泄する。そういう作業を70年80年ほどの間、毎日繰り返し、やがて機能が低下して、死ぬ。純粋に機能の観点だけから見れば、人生とは、このチューブの運用作業なんだ。
健康のためには、このチューブを大事にしないといけない。変なものを通過させて、負担をかけてはいけない。具合が良くないときには、適切なメンテナンスをしてやることだ。
そのメンテナンス法について、ソールがそのヒントを書いているので、紹介しよう。
『消化器症状について』
http://www.doctoryourself.com/colitis.html?fbclid=IwAR0Z7teqIwgoiJzUxQmjhjSV0DzmjX-CVY5SzyHQu8UO3-5nwcyTEcO_h-s

「消化管の長さは優に20フィートを超える。小腸を取り出し、切り開いて面積を考えれば、バスケットコートの半分ほどの広さになる。都心にあればちょっとした地価のつく不動産になるだろう^^
消化管の病気というのは、大腸炎、潰瘍、胃けいれん、過敏性腸症候群、クローン病など、山ほどあるが、結局、すべて「同じ問題が別の場所に現れている」だけのことだ。
その問題とは何か?これは二つある。
全身性毒血症(要するに、体の汚染)と、栄養不良。この二つである。
一方は「良からぬものを摂りすぎている」ということであり、もう一方は「摂るべきものが足りていない」ということである。

消化器系の病気の人は、胃腸に負担をかける習慣をやめないといけない。タバコ、アルコール、肉の食べ過ぎ、添加物、ストレス。まずはこういう負担をできるだけ取り除いてやることだ。もちろん、上等なワインを適量楽しむことや、天然の肉を適量摂る分にはかまわない。
胃腸にダメージを与えるようなこういう習慣をやめないままでは、どんなに有効な治療法に取り組んだところで、回復の望みは薄いだろう。
なぜ酒やタバコがダメなのか、わざわざ説明、要りますか?早い話、どちらも消化器系の癌の発生率に明らかに関与しているのだ。
医者のなかには、患者の生活習慣の改善を指導しない人もいる。「酒とタバコ?適量楽しむ分にはけっこうですよ」「肉?いくら食べてもかまいません」「添加物?そんなに神経質になる必要はありません」
これでは患者は治らない。植物ベースの食事に移行し、加工食品をやめる患者の努力は、必ず報われるものだ。

植物ベースの食事には大きなメリットがある。かさ(容量)が豊富で、ビタミンCやカロテンが豊富であることだ。
ベジタリアン食は安価だし、しかも体形もスリムになる。食器洗いも楽だろう。「食物繊維が多すぎるのではないか」と心配する向きには、ジューサーを勧めたい。

消化管の表面は上皮組織で覆われている。上皮組織を構成するのは、”皮膚”細胞である。つまり、”皮膚”は体表だけではなくて、体の内側の表面も覆っているのだ。
要は、チューブである。外側は防水加工のちょっと固めのゴムで、内側は柔らかめのゴムという違いはあるが、いずれも上皮細胞である。そして、上皮細胞の構造をしっかり保つためには、ビタミンAとCが必須である。果物や野菜が必要な理由はまさにここにあって、こうした生鮮食品にはこれらのビタミンが豊富なのだ。
さらに、ベジタリアン食はかさばる(体積が大きい)もので、このおかげで便が柔らかくなり、便通がよくなる。排便するときに力まなくてもいいおかげで、腸に不要なストレスがかからない。
度重なるストレスで腸が過敏になっている人は、一時的にでもいいから、生野菜をジューサーで砕いて、飲むといい。吸収能力が落ちている腸にはとても消化しやすいし、味も思いのほかおいしいことに驚くだろう。こういう野菜ジュースを飲んでいれば、カロテンを豊富に摂取できるから、あえてサプリメントのビタミンAをとる必要はない。

数年前に断食を勧めるハリー・ベンジャミン博士の著書を読んだ。彼の提唱する健康法は時の経過の試練に耐えている。つまり、”本物”ということだ。胃腸症状のある人は、断食するという、ただそれだけのことで、ずいぶん楽になる。消化のために働き通しの胃腸に”休息”を与えることで、腸の上皮細胞の修復が促される。腸上皮のターンオーバーは3~5日とされている。つまり、それだけの期間断食すれば、腸壁はすっかり修復される、ということだ。
下水道の修繕をするとなれば、まず、水の流れを止め、そして修繕作業を行い、再び水を流すものでしょ?体も同じこと。短期間の断食が体にいいのは、実に筋が通っている。
水だけを飲む断食で、うまくいく人もいるが、このやり方だと、だるくなったり頭痛がする人もいる。そういう人には、野菜ジュース断食を勧めたい。野菜によってビタミンCとA、ナトリウムやカリウムなどの電解質ミネラルを摂取できるし、微量ながら炭水化物も含まれているので血糖値も安定するので、ずいぶん楽にできるだろう。しかも効果は水断食と比べても遜色ない。

野菜ジュースは一体、どれほど効果があるのだろうか。ガーネット・チェニー博士の報告を紹介しよう。100人の胃潰瘍患者に、1クォート(0.946リットル)の生キャベツジュースを毎日飲むように指導した。
効果は劇的だった。胃痛がなくなり、レントゲン所見でも回復スピードが明らかに早いことが確認された。食事は他に何も変えてないし、薬物治療も行っていない。ただ、生キャベツジュースを加えただけだ。
患者の81%は、1週間以内に症状が消失した。患者の3分の2以上は、たったの4日で効果を実感した。なお、一般的な病院で行われる標準治療により回復に要する期間は、平均1か月以上である。(Cheney, G: “Vitamin U Therapy of Peptic Ulcer,” California Medicine, vol. 77, number 4, October, 1952)

「なぜこんなに効くのだろうか。何らかの成分が効いているに違いない。しかし、その成分をさす言葉はまだ存在しない」そこでチェニー博士は、仮にその成分を、ビタミンU(Ulcer:潰瘍のU)と呼んだ。
今日、キャベツ科(アブラナ科)の植物(スプラウト、カリフラワー、ケール、ブロッコリなど)には抗癌作用があることが認められている。
チェニー博士のこの生キャベツジュースの症例報告は、70年近く前に行われたものである。70年前に効いたのだから、今効かないと考える理由はない。わざわざ病院に行って、胃潰瘍の診断を受けて処方箋もらって、薬を飲んで1か月間効果が出るのを待って、とする必要、ありますか?生キャベツジュース飲んどけばいいやんか!
直腸から原因不明の出血に悩んでいた人がいる。食事の改善を思い立ち、断食と同時にベジタリアン食に変えて、キャベツジュースを始めたところ、あっさり治ってしまった。主治医がその回復ぶりに驚いて、一体何をしたのか、と尋ねた。キャベツジュースのことを話したところ、彼は言下に答えた。「キャベツで治るなんて、そんなことはあり得ません」

医学は一体、70年前よりも進歩しているのかな?